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娘。天王寺高校卒業。

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娘が2026年3月3日、大阪府立天王寺高等学校を卒業した。アッという間に駆け抜けた3年間だった。

卒業式は10時スタートだけど、卒業生は9時40分に入場するので保護者はそれまでに着席とのこと。体育館は9時に開くとのことだったけど「待ち時間長いのシンドイよな」ってことで、夫と私は9時半頃に体育館に着いたのだけど、ほとんどの保護者が着席した状態だった。みなさん、お早い。

昨今の高校の卒業式はとかく派手で、女子は髪がやたらキラキラだったり、バルーンつきの豪華な花束云々…みたいな話をツイッタランドで聞いていたけど、天王寺高校のJK達は意外に地味だった。「ちょっと髪、頑張りました」くらい。ちなみにうちの娘は手先が不器用な民なので「今日は友達がお揃いで髪を可愛くアレンジしてくれるから、髪は学校に行ってからキメる」と、いつもより早く登校していた。娘の髪には、ハーフアップにちょろっとパール風の飾りがついてた。

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古式ゆかしい卒業式

吹奏楽部の演奏に合わせて卒業生入場。私はこの瞬間が1番泣けた(泣きはしなかったけど心情的に)。入学式の時とは全然違うんだもの。「みんな大人になったなぁ」的な。

卒業生入場の後は1年生代表8人によるアカペラ。何の曲かわからなかったけれど、素晴らしかった。

卒業証書授与はクラス代表が取りに行って、名前だけ読み上げるスタイル。特にひねりも問題もなく粛々と行われた。

天王寺高校の卒業式は昨今の流行りとは違って古式ゆかしいスタイルだった。『君が代』『仰げば尊し』『蛍の光』の3曲が歌われる卒業式って、珍しいんじゃないかな? 流石は伝統校って感じだった。

『君が代』斉唱は全員起立で行ったのだけど、なんかちょっとズレていたのは御愛嬌。体育館だと音の聞こえにズレが出るので、声がズレがち…ってところを差っ引いても『君が代』を上手に歌うのは難しい。ゆっくりの曲なので、つい声が速くなっちゃうよね。逆に言うとズレてしまうくらいには全員真面目に歌っていて素敵だった。

そして気になる校長先生からの祝辞。

実は天王寺高校の校長先生は2月の末に逝去されている。急遽、新しい校長先生が赴任されたのだけど、めちゃめちゃやり難かったと思う。「もし自分だったら…」と思うと「君たちのこと知らない自分が祝辞とかゴメンな…」って気持ちだと思う。

新しい校長先生は前任の校長先生が大事にしてきたことを語りつつ、祝辞をまとめてくださって感激した。誰がやってもしっくりこないだろうポジションを引き受けてくださって感謝しかない。

祝辞の後は『仰げば尊し』だの『蛍の光』だのが歌われて、在校生や卒業生からの送辞&答辞はなかった。粛々とした式が終わり、卒業生退場の前に各クラスの生徒から担任に向けてのメッセージがあり、担任もそれに答える…という時間があった。この時間は「天王寺高校らしい」と言うか、ちょっとはじけた感じがした。

卒業証書問題

卒業生が退席した後、保護者は体育館に残って保護者集会がはじまった。卒業証書の扱いと、前日に行われた離別式の映像が流された。

卒業証書については私も気になっていた。「もう卒業証書作っちゃってる時期だと思うのに、校長先生が変わるとどうなるの?」と。昨年、私の職場でも卒園証書を作った後に、ご家庭の事情で作り直す…ということがあったのだけど、私の職場は1枚だけだったので対応できた。だけど「全校生徒分」となると話は違う。

先生方は「どうにか前の校長先生の名前で卒業証書を出せないか?」と教育委員会に働きかけてくださったそうだけど、公的書類として認められないとのこと。卒業証書は改めて後日郵送。卒業式で戴いた前校長先生の名前の入った卒業証書は公的書類としては認められないけれど、思い出の品ということで…という扱い。色々ご意見あるかもだけど、ずっと子どもたちを伴走してくださった校長先生の名前が入ったものを残せたのは良かったと思う。

卒業式の後は娘と合流して「卒業証書授与式」の立て看板の前で家族三人定番の写真を撮った。無念だったのは、夫が普段仕事に着ていくジャケット姿で卒業式に参加してしまった…ってこと。残業続きでイカれていた夫はいつもの格好で家を出てしまったらしい。私は…と言うと、家事を片付けて自分が着替えるのに必死で夫の姿を確認しておらず「さあ行こうか」って時に、夫はすでにコートを着ていたので、まさかスーツ&ネクタイじゃないとは思ってもみなかった。

もしかしたら夫の格好を見てギョッとした方もおられたかも知れませんが、マナー違反、申し訳ありませんでした。

感謝、感謝の3年間

学校を離れる前に現担任の先生と、1、2年生と続けて担任を持ってくださった先生にひとことご挨拶がしたかったのだけど、先生方は生徒に囲まれて忙しそうだったので遠慮させて戴いた。

うちの娘、天王寺高校の生徒的には手の掛かる問題児だった。なので、先生方には感謝しかない。本当にありがとうございました。娘が健やかに3年間を過ごして進学できるのは、ひとえに先生方のおかげです。

そして…親の心子知らずではないけれど、当の娘は部活のお別れ会的なものに参加して、その後クラスのみんなで食事をして10時過ぎに帰宅した。後日、保護者集会での学年主任の先生の話を娘に伝えたところ「泣くような人だと思わなかった」と言っていて「しょせんコイツらは子どもなんだな」と改めて思い知らされた。

私、学年主任の先生、親目線で見たらめちゃくちゃ情の厚い人で「子ども達をここまで愛して導いてくださってありがとうございます」ってずっと思っていたのだけどな。実は娘のことも、よく見ていてくださったのにね。

天王寺高校で過ごした3年間は娘にとって素晴らしいものだったと思う。前にも書いたことがあるけれど、私は中学校の時以上に学校に足を運ばせてもらっただけに「もう来ることは無いんだな」と思うと少し寂しい。

天王寺高校と先生方、そして娘と関わってくださったすべての人に感謝を捧げる。

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