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犬と逃げる 佐藤青南 Audible

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題名に惹かれてAudibleで聴いてみた。なんとAmazonAudibleのみでしか販売されていない。紙媒体の本じゃない物が出るとか凄い時代になったものだ。

私は老眼と共にAudibleをよく利用するようになったものの、紙の書籍も愛している民なのでAudibleOnlyなのはモッタイナイように思ってしまった。

作者はまったく知らないのだけどミステリ系の作家さんとのこと。「犬」をテーマにした作品が多いらしく『犬を盗む』とか『一億円の犬』なんて作品もあるみたい。とりあえず今回は『犬と逃げる』で初チャレンジ。

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犬と逃げる

『犬と逃げる』 Amazon Audible

ザックリとこんな内容
  • 長崎県島原市の小学校に迷い込んだ一匹の犬が保護される。犬の体内のマイクロチップから名が「クララ」、飼い主が東京在住と判明。
  • 一方東京の多摩川河川敷で新聞配達員の遺体が見つかり警視庁の刑事・佐々木と中川らが捜査に乗り出す。被害者が配達先で犬をめぐるトラブルを抱えていたという証言を得て、捜査線上に名前のある人物が浮かんでくる。
  • 佐々木らのチームは行方不明の容疑者や現場周辺の目撃を拾いながら、クララの飼い主である村上の足取りを追い、島原での保護と東京での事件が何らかの形でつながっている可能性に気づき始める。
  • クララの過去の飼育環境や村上の逃避行の真相が徐々に明らかになり、島原と東京という二つの舞台を結ぶ一連の出来事が一本の線となって…

感想

物語のスタートは犬の語りからはじまる。『吾輩は猫である』方式でずっと進んでいくのかと思いきや、途中で人間視点に変わったりもする。最初は違和感を覚えたが犬視点と人間視点が行き来することで集中して物語に入り込むことができた。

刑事の佐々木と中川。1人が犬アレルギーでもう1人が犬好きのコンビは好感が持てた。刑事物を書く作家さんって本当に刑事が好きなんだなぁ…と感心した。愛のある刑事像って感じ。作者は刑事物の作品を沢山書いている作家さんらしく、なるほど納得。

そして肝心の物語なのだけど推理ミステリと言うよりもハートフルに寄せた感じ。ミステリ初心者にも読みやいし「イイハナシダナー」と素直に思える。大人のファンタジーと言うか良い話過ぎ感があるので、ガッツリ系のミステリやリアルに寄せた作品が好きな人には物足りないと思う。

  • 刑事
  • 子ども
  • 高齢者夫婦

……そこに理不尽な不幸をちょい足しして上手いこと構成した作品なので映像化に向きそうではある。犬好きの私。作者の書く「犬が出てくるミステリ」を、あと1~2冊は読んでみたいと思ってしまった。

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