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今どきのお子様に母はたじろぐ。

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先日、娘が漢字ドリルをしていて「お母さん、この『合』って感じさぁ、合コンの『合』で合ってるよね」と質問してきた。

娘は小学生2年生になったばかり。どうして「合コン」なんて言葉を知っているのかと聞いてみたところ「一期一会で出てきたから。そう言えば合コンって何なの?」と娘。

どうやら娘は合コンの意味は理解していなかったらしく、ちょっとばかりホッっとしたのだけれど「今どきの小学生って……」と、かつて喪女(モテない女)だった母はたじろぐばかりだ。

『一期一会』とは女子小学生の間で流行っている児童書のシリーズで「女子小学生のバイブル」と言われている。

メインターゲットは小学校中学年・高学年ってところだろうか。少女漫画をそのまま小説にしたような内容で、恋と友情とお洒落がテーマ。流石に清い交際だけどラストで初恋が実って結婚したりする話もある。

かつて私はこのシリーズを「女子高生向けのラノベ」だと思っていたので、娘が学校の図書室でこのシリーズを借りてきた時は「なんてオマセなんだ!」面食らったものだけど、娘の周囲では結構流行っているらしい。

一期一会シリーズ。女子高生(笑)なイメージですが、「小学生文庫」と言う触れ込みです。

  

娘は今のところ好きな子もいないらしく、恋愛小説を読んでうっとりする程度なのだけど、娘の世代と親世代とでは価値観が違っていると思う。

「私達が子どもの頃は……」なんて考えは通用しない。極端な事を言うのなら娘が中学生で妊娠して産んだ子(私にとって孫)を世話する覚悟さえ必要なのだと思っている。自分が恋愛に疎く結婚が遅かったからと言って、娘が同じ道をたどるとは限らない。

正直、親としては「せめて学校を卒業するまで妊娠・出産は勘弁してくれ」と言う気持ちで一杯だけど、私には「うちの子はそんな風には育てません(キリッ!)」と言い切る自信はまるで無い。

今どきのお子様達を見ていると私達の世代以上にアンバランスさを感じる。

塾も習い事も親が送り迎えして、幼い感性の子がいるかと思えば、小学校5年生で友達同志で回転寿司に行って外食する……なんて子もいるらしい。

我が家は公園の直ぐ側にあるので公園で遊んでいる子を見る機会が多いのだけど、幼い子と大人っぽい子とではそれこそ天地の差があって「小学生」とひとくくりにして語る事は出来ないように思う。

娘が育ちたいように育ってくれれば良いと思っているけれど「どうかお手柔らかに頼みますよ」と言う気持ちで一杯だ。

娘に関してはこれからビックリする事の連続なのだろう。子どもと共に親も成長しないといけないのだなぁ……と思う。

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日記
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