先日、数年ぶりにアニメイトに足を運んだ。目的は京都アニメーションへの募金をするため。
私は根っからのヲタクなのでアニメイトには足を向けて寝られないほどお世話になっている。
アニメイト今ではすっかり大きくなったけれど、私が高校生の頃は個人書店の片隅にひっそりとコーナーが設けられている…みたいな感じで運営していた。
高校生の私は本屋とアニメイトさえあれば幸せなヲタクだったので…
- 本屋に行くついでにアニメイトにも行く。
- アニメイトに行くついでに本屋にも行く
……と言う具合にアニメイトに入り浸る駄目な高校生だった。
京都アニメーションへの募金活動はアメリカのクラウドファンディングが最速で動きはじめたと思うのだけど、私はクラウドファンディングに乗っかる気にはなれなかった。
- 本当に京都アニメーションに届くのか?
- カード決済して大丈夫なのか?
……ってところが引っ掛かって、踏み出すことが出来なかったのだ。そこへアニメイトが募金を始めたとの噂が耳に飛び込んできた。これはもう馳せ参じるしかないじゃないか。
……と言うことで、娘と『天気の子』を観に行った帰りにアニメイトに立ちよってきた。
私も些少ながら募金してきました。噂には聞いていましたがヲタク達の気持ちが詰まっていて胸熱!#アニメイト #京アニ募金 #京アニ頑張れ pic.twitter.com/EaEGkTeYxW
— 白蓮@ゆらら(新垢) (@yurarra2) 2019年7月21日
1000円札で一杯の募金箱なんて初めて見た!
しかも凄い勢いで集まってきて、お金が回収されていくのた。
アニメイトに行って真っ先に募金をした後、娘が「私も色々見てみたい」と言うので、店内を一周して戻ってきたら既にお金が回収されていて、また1000円札が何枚も入っている状態だった。
こういう痛ましい事件があると「ヲタクはヤベェ奴ばっかり」みたいに言われがちだけど、ヲタクと言ってもまともな人の方が多いのだ。
あの募金箱は「お世話になった京都アニメーションに何かお返ししたい」と言うヲタク達の気持ちが形になったものだと思う。
それにつけてもアニメイトの信頼感である。
実際、アメリカのクラウドファンディングに踏み出す事が出来なかった私が「アニメイトなら間違いないだろう」と足を運んだくらいなのだもの。
そして「あんなに大金が入った募金箱、よく盗まれないよね」ってところにも感心した。
これって、日本だからこそ出来ることだと思う。治安の悪い国であんな無造作に募金箱を置いていたら、光の速さで無くなっちゃう気がする。
お金が沢山集まったところで、失ったものは戻ってこないって事は分かっている。
だけどやっぱりお金は大事。こんな時だからこそお金だとも思う。有志から集まったお金が少しでも京都アニメーションと被害者の力になるよう祈りたい。