娘のアルバムを整理した。
最近は写真を印刷しない派の人が増えているけれど、昭和生まれの私は写真は印刷して手元でめ見たい派。
娘の成長は動画でも記録しているけれど、動画って意外と観ないのだ。イベントが終わった時に確認がてら家族で観るけど、DVDに焼いたらほぼそれっきり。よほどの事が無いと観ようとは思わない。
一方、本棚に並べてあるアルバムは案外よく見る。特に娘が。
子どもって、どうして自分の写真が好きなんだろう?
そんなに昔のことでもないのに「わぁぁ。懐かしいなぁ」などと、いっぱしの事を言いながら、自分のアルバムを眺めている。
子どものアルバム整理
子どものアルバムを手元に置くのは良いのだけれど、娘のアルバムは台紙が厚くて、台紙に写真を置いてフィルムをかぶせる昔式のもの。台紙が増やせるのも昭和的。
何しろ娘ははじめての子どもで、最初の頃は私の意気込みも凄かった。「ちゃんと写真を残しておかねば!」と使命に燃えて、写真を撮っては貼り、コメントなんかも付けちゃったりしてアルバム作りに勤しんでいた。
しかし。昔風の分厚いアルバムがどんどん本棚を侵食するようになってしまった。アルバムの占有率半端ない。
さらに言うなら、張り切ってコメントとか入れまくったのが悪かったのか、子どもがしょっちゅう開くのが悪かったのか、フィルムの糊が剥がれてくるし、台紙を留めるビスが緩むようになってきた。
現在、娘は小学校6年生。
今後、猛烈に写真が増えることも無いだろうから、このタイミングでアルバムを整理しようと思い立った。
思い立ったは良いけれど、今後どんな形で収納していくのがベストなのか?
昨今は全部丸投げでフォトブックを作ってくれるサービスなんかもあるようだけど、それだと費用がかかり過ぎてしまう。手間がかかっても良いので出来るだけ安く片付けたい。
アルバムは軽く、出来るだけ場所を取らない方法で…と言うことで、無印良品のポケットアルバムを利用することにした。
L版の写真だと縦に3枚収納出来る。見開きで6枚の写真…って感じ。集合写真は入らないので、これまた無印良品で2L版の写真が入るポケットアルバムを購入した。
分かっちゃいたけどか過酷な作業
写真整理の手順としては…
- 古いアルバムから写真を引っ剥がす
- 新しいアルバムに写真を入れる
……たったこれだけのこと。
昨日から娘のアルバムを整理している。
これから古いアルバムから引っ剥がした写真を無印のポケット式のアルバムに入れる作業をするんだけど、スタートする前から嫌になってる。 pic.twitter.com/ra9opKy4XK
— 白蓮@ゆらら (@yurarra) 2019年6月14日
しかし、実際にやってみると「たったこれだけ」が大変だった。
まず最初に「古いアルバムから写真を引っ剥がす」って作業が予想よりも手間取ってしまった。破らないように剥がすとなると慎重に作業する必要がある。
そして何より枚数が半端ない!
1日かけて写真を剥がし、1日かけて写真を入れた。実際は「1日」と言っても家事・雑用があるので作業時間は1日あたり4~5時間ってところ。
写真を入れたら、背表紙にテプラでラベリング。今までの半分くらいの容量で収まるようになった。
これなら娘が家を出ることがあっても、小さいダンボール箱に楽々収納可能。
無印良品のポケットアルバムは1枚にL版の写真が6枚収まるタイプもあるけれど、収納と持ち運びを考えて縦3枚のタイプにした。
私。結婚して落ち着くまでは何度も引っ越しをした経験があり、そのたびに大きくて重たいアルバムにウンザリしたので「出来るだけコンパクトにまとまって軽い」って部分は譲れなかったのだ。
11年前にタイムリープ出来るなら、当時の私に言いたい。
「重くて厚いアルバムはやめとけ。あとで置く場所に困るから」
結構な作業量だったけれど、スッキリ片付いて満足している。