読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

実家の掃除。(掃除機&拭き掃除)

日本には『子を持って知る親の恩』と言う言葉がある。

自分が親となり子育ての苦労を経験して、初めて親のありがたさが分かるものだ。

大辞林 第三版

「子を持って知る親の恩」と言う言葉をは独身だったり、子どものいない夫婦をあげつらう時に「あの人は子どもがいないから分からないんだよ。『子を持って知る親の恩』って言うし」みたいな風に使う人がいるけれど、私は常々「それは違うんじゃね?」と疑問に思ってきた。

と言うのも。私は子を持ってから「うちの親…物凄くアカン人だった」って事に気が付いたのだ。世の中の多くは良い親であると思うのだけど、そうではない親も少なくない。最近は「毒親」なんて言葉もあるけれど、そこまで極端ではなくても、親偏差値の低い人って、あちこちで転がっている気がする。

私は子どもの頃から「うちの親…ちょっと変かも」と言う意識はあったし、結婚して家を出るまでも思うところはあったのだけど、なにぶん一般的な親がどう言うものなのか知らなかったので「まあ…こんなもんだろう。これは個人差ってヤツだな」くらいに思っていた。

実母が人間的にアカン人だと確信したのは娘を産んでからのことだ。

昭和の子育てと平成の子育てとでは考え方が違っているし、昭和の主婦と平成の主婦でも価値観が変わってきている。その事を差し引いてもうちの実母は相当アカン人だ。

恥ずかしながら実家はお部屋だ。

私が実家にいた頃は私が家事の一切合財を引き受けていたので、小奇麗に暮らしていたけれど、私が家を出てからはけっこう酷いことになっている。実家は弟と母とで暮らしているので、弟が掃除をすれば良さそうなものだけど、手が回らないらしい。

実母も悪いし弟も悪い。実母は足が悪いと言っても、やる気になれば家の事は出来るレベルだし、弟にしてもいくら忙しいと言っても1年365日息つく暇もない…って訳じゃないのだ。2人とも汚い事が日常になり過ぎていて感覚が狂っているようだ。

毎年、台所の大掃除は私がしていたのだけど、今年は台所の掃除の時に鼻がムズムズするは喉が痛くなるわ。掃除をしなさ過ぎて綿埃が転がっているような状態なのだ。

実母は私が色々口を挟むのを嫌がるのだけど、先日、自分ちの掃除機を持参して実家の掃除機かけと拭き掃除をしてきた。

いやぁ…もう…凄かった! お化け屋敷のように綿埃が出てくるんだもの。

埃の積もった家に引き篭もって、一日悶々としていたら心身共に病気になるのは当たり前だ。

実母が家事全般をしないのは今にはじまった事ではなくて、40代の頃からすでにそうだったから、今さら改善して欲しいとか、どうにかして欲しいとは思っていない。

ただ「どうして自分から面白くない世界に突っ込んでいくのか?」と不思議でならない。

実母はメンタル系の病院にも通っていて、主治医からも「1日じ~っとして、病気のことばかり考えているのはかえってよくない」と言われているのだけど、これが全く改善しない。

私の中にある実母に対してのモヤモヤ感は実母が死ぬまで無くなる事はないのだろうし、そりなりに折り合いをつけて付き合っていくしかないのだろうけど「もったいない体無い生き方だな」とつくづく思う。

私が掃除機を持ち込んだ事に対して実母はご不満のようだったけど、綺麗になった家の中はまんざらでも無さそうだったの。今後はちょいちょい掃除機を持ち込んで掃除をしようと思う。

「実家の掃除をする」と言うと親孝行のように思えるけれど、それは違う。

ただでさえ実家も実母も嫌いなのに、汚部屋だと余計に嫌いになるって言うか。行くだけでストレス半端ないって言うか。私自身が少しでも気持ちよく実家へ行く事が出来るために、母の機嫌を損なわない程度に、これからはもう少し実家の衛生環境に気をつけたいと思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
白い木蓮の花の下で
タイトルとURLをコピーしました