いじめを苦に自殺をした中学生についての特集を家族で観ていた時のこと。
学校の対応がグダクダで「自殺するまでいじめ抜いた子達は、これから先ものうのうと生きていくんだろうな…」と思うと頭がカーッっとなってしまって「お母さん、もしYがいじめで自殺したら絶対に相手の親子に復讐するから」と大人げもなく宣言してしまった。
日本はそろそろ少年法をどうにかした方が良いと思う。
どんなに残虐な犯罪を犯したとしても、未成年ってだけで、ちょろっと塀の中で暮らすだけでその後は普通に生活出来てしまう。
女子高校生をコンクリート詰めにして殺した犯人も、酒鬼薔薇事件の犯人も結婚して普通に生活していると聞くと「許せない」と思ってしまう。
「もしYがいじめで自殺したら、相手の親子を不幸のどん底に突き落としてやる。社会的な抹殺かも知れないし、直接手を下すかも知れないけれど、とにかくお母さんは黙っていないから」と娘に言うと「お母さん、何するつもり?」と娘。
「とりあえず思いつくのは…いじめた子にガソリンかけて火をつける…かな?」と答えたら「私。いじめられても自殺だけはしないようにする。お母さんにそんな事させられない」と言われてしまった。
- 哀しみの連鎖は止めなければいけない。
- 復讐は何も生み出さない。
そんな事はよく分かっている。
だけど、私は納得出来ない。
酷いことをした人が、その後ものうのうと生きていくだなんて許し難いし納得出来ない。
子どもが複数いて「自分が復讐に走ることで他の子が不幸になる」と分かっていたら、法に触れる事はしないだろうけど、我が家は1人っ子なので、そう言った配慮は必要ない。
娘が酷い目に合って死ぬような事があれば、私は間違いなく復讐に走る。
「じゃあ、夫が酷い目にあって死んだらどうする?」って話だけど、その時はどんなに悔しくて哀しくても復讐なんてしないと思う。
「とりあえず娘を育てなきゃ」って思うだろうし「娘の人生にこれ以上影を落としちゃいけない」って思うだろう。
母親って勝手な生き物だな…とつくづく思う。