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昭和レトロ銭湯

地元の銭湯が廃業する事になったと聞いて、久しぶりにに銭湯へ行ってきた。

最近は内風呂の無い家なんてほとんど無いように思う。わたしが子どもの頃でさえ、家にお風呂が無い人ってのはいなかった気がする。

地元の銭湯が廃業すると言っても「銭湯が無くなったら生活に困る」と言う人はいないような気がする。

実際、我が家もお楽しみイベント的な感覚で銭湯に行っている。昨今は入浴料がちょっと高めだけれど、設備の行き届いたスーパー銭湯目立つけれど、昭和の空気漂う普通の銭湯も魅力的だ。

特に娘は銭湯が大好きだ。娘にとって銭湯は「休日の夕方に家族揃っていくところ」なのだと思う。大きな湯船にのんびり浸かって、お風呂上がりに牛乳やみかん水を飲む。それは子どもにとって特別なお楽しみ。日常生活の延長にありながら、非日常のイベントなのだと思う。

地元の銭湯の廃業理由は「建物の老朽化」と言うことになっているけれど、後継ぎ問題もあるように思う。残念ながらその銭湯には後を継いでくれる人がいなのだ。今は子どもが親の仕事を継ぐ時代じゃないのだ。

地元の銭湯は閑古鳥が鳴いている…と言う訳でもなく、いつ行ってもそこそこの人で賑わっている。ただし、ほとんど高齢者ばかり。娘を連れて銭湯に行くと高確率でお年寄りから声を掛けられる。

銭湯を社交場にしているお年寄り達は銭湯が廃業したら、自分の家のお風呂に入るのだうな…と思うと、胸がキュウッっとなってしまった。

廃業日がが近いせいか、冷蔵コーナーに牛乳が無くなっていた。契約の関係で前倒しで牛乳を入れなくなったのだろう。娘牛乳が飲めないことにガッカリしていたけれど「今日はラムネにする」と、瓶入りのラムネを飲んでいた。

普通の銭湯が無くなってしまうのは仕方のないことだと思う。実際、我が家もレジャー感覚でしか行っていなくて、昔の人のように毎日銭湯に通っていた訳ではないのだもの。

来年は平成が終わって新しい年号に変わる。昭和の匂いが物凄いスピードで薄れていく。

今の子ども達の中には銭湯に行ったことのない子もいると思う。短い期間だったけれど、娘を銭湯に連れて行くことが出来たことに感謝したい。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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