2025年もいよいよ今日で終わり。1年の締めくくりと言うことで今年を振り返ってみようと思う。
分かっちゃいたけど今年は忙しい1年だった。夫婦とも仕事がハードだった上に娘は高3受験生。さらに言うなら義母が緊急搬送からの入院、手術、施設への入所と盛りだくさんだった。
夫との生活
夫とは今年も仲良く暮らしていた。夫婦共通の趣味であるウォーキングは好調で今年は念願だった「1日で10万歩、歩く」を達成した。

「1日10万歩、歩いたからって何があるのか?」と言われてしまえばそれまでの話。特に何もない。ただ自分的に嬉しい…ってだけ。
……とは言うものの。夫55歳。私53歳になって「無理だと思っていたことにチャレンジして達成出来た」って経験は私達夫婦にとって大きな自信になった。
ただし、今年は酷暑のため暑くなってからはウォーキングは自粛していた。歩くのは楽しいけれど健康を害してまでやるものではない。夫婦で映画を観に行ったり、カキ氷を食べに行ったり、サモエドカフェに行ったのも良い思い出となった。
娘について
娘は高校3年生。一般的に言えば受験生で大変…なはずなのだけど、なかなかに自由だった。
こんなことを書くと「自慢乙」って感じだけど、娘の通っている天王寺高校は大阪府の公立高校では上位の進学校。東大に進学する子は流石に片手…って感じだけど、京大・阪大・神大あたりを狙う子が多くて「勉強するのが当たり前」みたいなノリの学校。
……なので「天王寺高校に通っている」と言うと「優秀なお子さんで…」となりがちだけど、うちの娘は謙遜でもなんでもなくて「優秀なお子様」ではないので親としてはいたたまれなくなる事が多い。
進路が落ち着いて娘から「洗いざらい書いてもいいよ」のOKが出たら色々書こうと思っているけど、天王寺高校に通っている一般的な高校3年生からすると、めちゃくちゃ暢気に暮らしていた。おかげで担任の先生にはご心配をおかけしっぱなし。
……とは言うものの、私も夫も「娘らしくて良い」と思っていて口出しする気は一切無い。ただ彼女の思惑どおりに事がは運ぶかどうかは分からないし、心配ではある。
仕事のこと
仕事については今年もなかなかハードだった。
昨年は春に採用されて年度途中で飛んだ職員がいたけど、今年も全く同じことが起こってしまった。春に入ってきた非常勤が夏前に辞めていてマイナス1で年度末まで過ごすことになった。
通園児の数は昨年より少なくなっていると言うのに仕事の負担は減るどころか「新しい先生を引っ張ってもらいたい」みたいな空気があって正直、キツイ。私もまだ4年目でベテランとは言えないのだもの。
それなのに相談支援専門員の研修に釣られて来年度の更新を決めてしまったのだから私もどうかしている。相談支援専門員の資格…魅力的過ぎだったのだ。
母達のこと
実母78歳。義母84歳。
実母は特に変わりなし。日々文句を言いつつ元気にデイサービスに通っている。「デイサービスは面白くない」と言いつつ「今日はお彼岸でオヤツにおはぎが出た」とか「子どもの日でお子様ランチみたいなご飯が出た」など、文句を言っているわりには楽しそう。ケアマネジャーさん、デイサービスのスタッフさんには感謝しかない。
義母については「義母と夫兄弟に振り回されていた」って感じの1年だった。
義母の年齢を思えば身体が不自由になるのは当たり前のことだし、入院するのも大変と言えばそうだけど「世の中的にはあるある事案」くらいの話。施設入所にしても同じこと。
問題は義母と息子娘達の仲がしっくりいっていない…ってことと、義母が超絶我がままで施設側から「一刻も早く出ていって欲しい面倒くさい利用者」だと認識されている…ってことだ。施設の人には何かあるたびに「本当に申し訳ございません」とスライディング土下座をしたいくらいに思っている。
私は義母からすると「嫁」でしかなくて、実権は夫に実兄と実姉が握っている。だけど、そこのところが上手くいっていないのが大問題。兄弟喧嘩や親子喧嘩はそっちで勝手にやってて欲しい。
自分らしい趣味のこと
今年は昨年に引き続き宝塚歌劇をたくさん観劇することが出来た。2025年のお正月に家族3人で観劇したのを皮切りに、それ以降は1人で観劇することもあれば、ご近所の仲良しだったり、親友のFと連れ立って出掛けたり。
1番心に残ったのは生まれては初めてSS席(前から5列目の席通路側)で観劇できたこと。
宝塚歌劇に限ったことではなくて「役者と近い席」は役者の息遣いが感じらるので、後ろの席で観るのは桁違いの感動が得られる。さらに言うなら最近の宝塚歌劇では「客席降り」の演出がスタンダード化しているので、通路側の席だとタカラジェンヌさんとハイタッチできてしまったりもする。
私は宝塚ヲタクを名乗るほどには宝塚歌劇に入れあげておらず「1公演で1回観られたら充分」くらいのゆるいスタンスなのだけど、コンスタントにチケットを手に入れることが出来たのはラッキーだった。
来年は萩尾望都の名作マンガ『ポーの一族』の再演があるのでヲタクとして『ポーの一族』だけはどうにかして観に行きたいなぁ~と思っている。
1番の趣味である読書について書くとすれば、今年は20年以上ぶりに小説家のサイン会へ出掛けたことが2025年のハイライト。松永K三蔵さんからサインを戴いてツーショット写真を撮ってもらえたのは趣味(読書)的には今年最高の思い出。サイン本は死んだら棺桶に入れてもらおうと思っている。
来年もよろしくお願いします
今年も色々あったけれど、家族元気で無事に年末を迎えることが出来たて良かった。
今年も1年間おつきあい戴きありがとうございました。良いお年をお迎えください。

