娘。高校3年生。高校生活最期の夏休みを迎えた。
天王寺高校と言うと文武両道がモットーの大阪府公立高校の中では北野高校に次ぐ進学校。「東大とか京大とかに進学するんでしょ?」みたいに思ってる方も多い。
そして、少なくとも高校受験時代の馬渕教室関連でこの日記のリピーターになってくださった方は「受験生の夏ってどうなんですか?」と興味を持たれている方がいらっしゃるようなので娘の近況などを開示しておこうと思う。
2年生の終わりに「大学受験情報収集に関して全くお役に立てません」と宣言していたように、期待してくださっている方のお役には立てない事しか書けない。
……と言うのも。一般的な天校生は進路に向けてギリギリまで悩むと思うのだけど、娘は高校2年の時点で受験する大学(合格するかどうかは別として)を決めていた。
よくあるご質問なのだけど、現在、娘は予備校には通っていない。
中学校を卒業して高校に進学する時に馬渕教室から進められた馬渕系の東進衛星予備校に一旦在籍したものの、部活との両立が難しかったため秋の更新はせずに1年生の秋(予備校的には1期限り)で辞めている。
以降、娘は他の塾にも通っていないし家庭教師も付けていない。「じゃあ、勉強はどうしてるの?」って話だけど本当に学校だけ。それ以外に特別なことは何もしていない。
「それで大丈夫なんですか? 不安じゃないんですか?」って話だけど、本人が大丈夫と言うのだから大丈夫なのだと思う。よく考えてみれば「大丈夫とか大丈夫じゃない」ってのも変な言い方ではある。
娘には「とにかく自分が得するように動きなさい」と伝えている。
そもそも天王寺高校3年生の夏休みは2週間ほどしかない。毎日7時間授業…ではないけれど「ラーニングデイズ」と呼ばれる謎の勉強会的なものがあったり模試があったりして、なかななかハード。海に山にと野外活動に興じた1年生の頃とは全く違っている。
なお娘のように「予備校にも塾にも行かずに大学受験に挑む」って子が多いかと言うと、全くもってそんなことは無い。ゴリゴリに予備校に通う子もいれば予備校は自習室目当て…みたいな子もいる。東大受験に向けて鉄禄会に通う子もいる。何なら学校生活より予備校…みたいな子もいる。みんな違ってみんないい…的なノリ。
大学受験は公立高校受験(文理狙い)の時と違って誰もが同じ方向を目指している訳じゃない。受験校も違えばスタンスも違う。
- 国公立狙いか私立狙いか?
- 浪人の可否
- 地方下宿の可否
……このあたりは各ご家庭の方針とも合わせて違ってくるので最適解は子どもの数と同じだけあるはず。
娘の大学受験が終わって進学先が決まったら詳しいことを記録しておこうと思うのだけど、流石にナイーブな問題なので現在開示出来るのはここまで。
なお。「ナニソレ? もったいぶっちゃって。めちゃくちゃ賢いんじゃないの?」って思ってる方がおられれたら「それだけはありません(キリッ)」と断言しておく。進学校に在籍する生徒の方向性としては「それってどうなの?」なルートではあるけれど、私も夫も娘らしくて良い選択をしたと思っている。
娘自身は「イケると思うよ」と言っているけど、親としては「そんな都合良くいくのかい?」って気持ちでいっぱい。とりあえず勉強については本人に任せている。目標が達成できないのなら、それは自己責任。
娘の計画が達成できたかどうか…結果は来年の春に!