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さようならテアトル梅田。

テアトル梅田が閉館するとのニュースを聞いた。

テアトル梅田は大阪では老舗のミニシアター。映画好き的には「ロードショー系の作品も好きだけど、ミニシアター系も捨て難いよね」ってことで、大阪でクラス中年の映画好きの人ならお世話になったことのある映画館だと思う。

私もテアトル梅田には足を向けて寝られないほどお世話になった。

インド映画の流行の先駆けとなった『ムトゥ 踊るマハラージャ』を観たのはテアトル梅田だった。それ以外にも沢山の映画を観た。面白い映画もあったけれど、どうしようもないほど詰まらない映画もたくさん観た。

何かが終わってしまう時、それらに関わった人達は安易に「残念です」って言葉を口にするけど、終わりを迎える物にはそれなりの理由があると思っている。

テアトル梅田が閉館するとのニュースを知った時は「寂しいなぁ」と思ったものの、よくよく考えてみると、私は15年以上テアトル梅田に足を運んでいないのだ。

「残念です」と言う人達全員が、ピーク時の愛情をもって終わりを迎える物達に接してれば、それらは決して滅びたりはしないのだ。

私も「映画が好き」ってことについては今も昔も変わらいなけれど、最近はミニシアター系の作品でもレンタルできたりアマゾンプライムで観ることができるので、自宅で気軽に視聴していて、わざわざミニシアターに足を運ぶことはない。

人は楽な方に流されてしまう生き物なのだなぁ。

懐かしい物が滅びていくのは寂しい気がするけれど「あなたは昔に戻りたいの?」と聞かれると、私は断然「昔に戻りたくない」と思ってしまう派。便利に娯楽を享受できる今の生活を手放す事はできないのだもの。

滅びていく物に思いを馳せるのは中高年の特権なんだろうなぁ。

さようならテアトル梅田。テアトル梅田で過ごした楽しい時間はきっと一生忘れない。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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