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新型コロナウィルスとミュージカル教室。

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昨年、娘がお世話になったミュージカル教室から夏休み講習の案内が届いた。

大阪市立子ども文化センターで行われるミュージカル教室は元劇団四季の羽根博司先生の指導で毎年、沢山の子ども達が参加している。卒業生の中には舞台の道に進む子もいるみたい。

羽根博司先生の講習は本当に楽しくて、私も夫も保護者も込の説明会とワークショップに参加したけれど「これは楽しい。大人でも受講したいくらい」と思ってしまうほど。

この時期、娘は大好きだった体操を辞めて別の道を探している時期だったので、ミュージカル教室は良い経験になった。何だかんだで1年間お世話になったけれど「中学校では勉強と部活に絞る」ってことになったので、ミュージカル教室に参加する予定はないのだけれど、参加要項を見て仰天してしまった。

  • 練習は3日間のみ(例年は15日間)
  • 練習時はマスクとフルのフェイスシールドを着用
  • 発表会は舞台ではなくレッスン室
  • 発表会に参加できる家族は保護者1名のみ

感染対策としては素晴らしいと思うものの、この縛りはかなりキツイ。

練習日が少な過ぎるし、そもそもマスクとフェイスシールドを付けて練習するとかキツ過ぎる。

そして舞台に立てない…ってところがなんとも切ない。

娘がミュージカル教室に参加した時はコロナの影響で何回かあった舞台発表の機会が1回だけになってしまったのだけど、それでも衣装を身に着けて大きな舞台に立ち、照明を浴びて大勢のお客様の前で発表したのは良い経験だったと思う。

羽根博司先生をはじめ、スタッフの方が「なんとかしてミュージカル教室を存続したい」って気持ちは痛いほど伝わってくるけれど、参加する子ども達が気の毒過ぎる。

コロナの影響でどこの業界も本当に大変。

旅行業や外食産業だけでなく、映画や舞台と言った芸術活動は壊滅的だし、夏冬のコミケも中止になってしまった。私のパート先の放課後等デイサービスで外部から先生を招いて行う音楽療法等の療育もやらない事が決まっている。修学旅行がピンチ…って話もチラホラ耳に入ってくる。

愚痴ってみたところでどうにもならない…って事は分かっているけど嫌になっちゃう。

私個人は「お出掛けしない生活」「外食しない生活」にストレスを感じていないのだけど、子どもが我慢を強いられる今の状況にはモヤモヤしてしまう。「非常時だから仕方がない。大人だって我慢している」って言われてしまうばそれまでたげど、大人の1年と子どもの1年は違うからなぁ。

新型コロナウィルスの治療薬の完成が待ち遠しい。

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日記
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