先の日曜日、娘は英検準2級を受験した。
小学校2生の頃から公文の英語に通いはじめて今年で4年。
「公文の先生怖いから嫌い」と言いながら、なんだかんだでよく頑張っていると思う。「公文、嫌なら辞めてもいいよ」と言うのだけれど「公文嫌いだけど辞めるのも嫌」とのこと。彼女なりに「公文の英語は続けていた方がいい」という確信があるようだ。
英検は5級から受けているので1次試験を受験するのは今回で4回目。
公文教室の準会場で受けることが出来れば家の近くで楽なのだけど、今回は本会場。指定された会場は大阪市内の私立高校だった。
英検の本会場はざっくりとした地域しか選べず、受験票が届くまでどこに行かなければならないのか分からない。今回は駅から10分の高校。しかも私立高校なら設備も良いだろうと予想して「今回の会場は当たりだったな」と楽しみにしていた。
駅から遠い会場だったり、乗り換え等が不便な場所だと会場に行き着くまでが大仕事…って感じになってしまうのだけど、その点今回は最高だった。
英検の会場には「保護者控室」が用意されていて、付き添いの保護者はそこで待機することになる。
これまでも保護者控室で待機させてもらった訳だけど、女子大が会場の時はトイレもピカピカで冷暖房完備。最高に居心地が良かった。
大阪市内の公立高校が会場の時は保護者控室の暖房の効き具合が微妙で暖房器具の周囲だけ混雑気味だったけれど、まずまずの居心地だった。
今回は私立高校なので設備的にはバッチリだろう…と思っていたところ、予想外にも大外れだった。
まずはトイレ問題。
会場の私立高校は元男子校の共学校だったのだけど、校舎が古くて女子トイレが極端に少なかった。
女子大が会場の時は男子トイレが少なかったのだけど、スタッフがしっかりしていて「ご案内します」と男子受験者をスムーズに誘導していたので特に問題はなかった。
しかし今回の会場はスタッフ対応が最悪でトイレの場所を聞いても「えっと…分かりません」とオロオロする始末。
娘の場合、親が付き添っていたので、校内図を見てさっさと別のトイレに移動したけど、女の子だけで来ている子達は不安そうで可哀想だった。(結局「一緒に行きましょう」と声をかけて一緒に移動したけど)
男子トイレ、女子トイレのどちらかが少ない校舎の場合、わかりやすい案内図を用意するなり、スタッフにしっかり誘導させるなりしないと、受験生が可哀想に思う。
とりあえず娘を教室に送り届けて私と夫は保護者控室で待つことになった訳だけど、保護者控室も最悪だった。
とにかく寒い! 室内とは思えないレベル!
エコ仕様で暖房の設定温度が低過ぎるのか、単純に暖房が効かないのかは謎だったけれど、室内でもコートが必要だった。途中、トイレに行く人、温かい飲み物を買いに行くが続出。
しかも椅子が足りず、床に直接座る保護者が多数いて、災害時の避難所のようだった。
「控室の椅子が足りないならスタバでも行けばいいんじゃないの?」と思われるかも知れないけれど、学校近辺に喫茶店等の店はなくて逃げ場がなかったのだ。
駅前まで戻れば待機出来るお店はあったかも知れないけれど、受験生が低年齢の場合「もしも何かあったら」と思うと、往復20分かけて駅前のお店まで行く気にはなれない人が多かったと思う。
私と夫は運良く椅子にありつけたけど、床に座って時間を過ごした保護者はキツかったと思う。
「交通の便の良い私立高校でラッキー」と思っていたのに、今までで受験した中で最も過酷な会場だった。
正直、娘の心配をする余裕なんてなくて「早く時間が過ぎて欲しい」とひたすら念じて時間をやり過ごした。
英検は高校、大学の受験…と言う訳ではないし、あくまでも民間試験なので「嫌なら受けるな」って話なんだろうけれど、もう少しどうにかならないのだろうか?
1次試験に合格していたら、2次試験(面接)を受けなければならないのだけど、次の会場はもう少しマシな環境であるよう願わずにはいられない。続きを読む→小学6年生。公文の英語で英検準2級に合格しました!
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