ホームベーカリーの扱いもすっかり慣れてきた。
「ホームベーカリーなんて我が家には贅沢過ぎやしないだろうか?」と思っていたけど、もはやホームベーカリーの無い暮らしには戻れない。
今まではスーパーに行っても、パン屋に行ってもついついパンに目がいったものだけど、すっかり興味がなくなってしまった。
毎朝、家で食べる食パンでも充分満足出来るのだもの。
ホームベーカリーを使ってみるまでは「素人が焼いたパンなんて、しょせん素人が満足するレベルでしょ?」くらいに思っていたけど、私は少し考え違いをしていたようだ。
素人が焼いたパンでも焼き立てなら美味しい!
そしてホームベーカリーを購入してから朝食の準備から片付けまでの時間がグッと短くなった。
ホームベーカリーで焼いたパンはトーストしないし、バター等はつけずにそのまま食べるので、パンの準備はホームベーカリーからパンを出して切ってお皿に盛り付けるだけ。
今まで毎朝やっていたトースターでパンを焼いて、バターを付ける作業がなくなったのだ。
週末等、ゆっくり寝たい時は、焼き立てパンを食べることが出来ないので、休みの日の前の夜に変わり種食パンを焼いている。
- バナナ食パン
- 黒糖食パン
- 豆腐食パン
……等、本のレシピやネットで出回っている食パンレシピを参考に、色々な食パンにチャレンジしている。
昨夜焼いた生地に豆腐練り込んだパン、驚きの美味しさだった。レシピ考えてくれた人ありがとう〜
— 白蓮@ゆらら (@yurarra) October 21, 2019
変わり種食パンもレシピ通りに焼けば失敗することは無いし、慣れてくれば我が家流のアレンジだって出来そうだ。
そして、懸案事項だった「どうやって価格を押さえるか問題」についても解決した。
一般的にパンを焼く時に使う強力粉は料理で使う薄力粉よりも高いのだけど、業務スーパーの強力粉が値段のわりに悪くないのだ。
小麦粉の価格は推移するし、地域差もあるのでなんとも言い難いけれど、業務スーパーの小麦粉は1キロ148円前後。
高級パン屋で使われる「こだわりの小麦粉」で焼いたパンの味…とはいかないけれど、ホームベーカリーで焼く家庭の食パンなら充分なお味。
レシピにもよるけれど、食パンを1斤焼くのに必要な小麦粉は250グラム。1キロ買うと4斤焼ける計算になるので、食パンを1斤焼くのに必要な小麦粉は38円。
バターやイースト、その他の材料費を足しても1斤100円前後で美味しい食パンが出来てしまうのだ。
ホームベーカリーは我が家にとって2019年度の買って良かった大賞ナンバーワンに躍り出てしまった。(ホームベーカリーを買うまではネスカフェバリスタがナンバーワンだった)
ありがとう。ホームベーカリーを開発してくれた人達。
ホームベーカリーは松下電器産業(現・パナソニック)が開発したそうだけど、これほど役立つ家電だなんて知らなかった。
誰か我が家にお泊りに来てくれたら、朝食に焼きたての食パンを出して差し上げるのだけどなぁ。
毎朝、家族3人で焼きたてのパンを食べる幸せをしみじみと味わている。