娘の成長と共に生活にゆとりが出てきたな…と感じる。
専業主婦と言われても(私の場合は在宅で色々やっているけど)、PTA活動だの、親の介護問題もある。それに加えて自分自身の体調のこともあって、毎日楽だとは言えないまでも、娘が0歳から3歳までの生活を思えば圧倒的に楽になった。
娘の小さい頃を思い出した日記に「もう2度とあの生活には戻りたくない」と断言しているけれど、あれは私の心の底から出た言葉だ。
赤ちゃん可愛いけど育てるのは嫌だ。イヤイヤ期の2歳児に付き合うとか絶対にやりたくない。
娘を対等の人間として扱えるようになったことを心から嬉しく思っている。
ここ1年くらいはようやく自分のペースで家事を進められるようになってきて、家の中が綺麗になってきたのを感じるけれど、それまでは家のことに手が回っていなかった。
子育て世帯の丁寧な暮らし
ウェブを通して子育てに奮闘している年下のお母さん達の頑張りっぷりを見ていると、真面目な人ほど頑張り過ぎて「大丈夫ですか?」と心配になってしまうことがある。
これは上から目線で言ってる訳じゃない。
私自身、娘が小さい頃は「ちゃんとやらなきゃ」「いいお母さんにならなきゃ」と頑張り過ぎて、肝心の子育てを楽しめていなかった。
今さらどうにもならないけれど「あんなに可愛い赤ちゃん時代、もったいない過ごし方しちゃったな…」と後悔している。
料理とか掃除よりも、もっと大切なことがあったのに、当時の私は分かっちゃいなかった。
SNSの弊害
子育て世代の母親達が必要以上に頑張りすぎてしまうのって、SNSの弊害があると思う。
インスタ、ツイッター、ブログを見ると「子育て楽しんでます」的な主婦たちが素敵な写真をアップしている。
掃除の行き届いた綺麗なお部屋。手作りのおやつ等。
でもね。ここだけの話。
あの類のブログやインスタやってる人達は本当の意味での主婦じゃないから。
あれブログとかインスタでお金稼いでるプロの人達だから。
普通にSNSを楽しんでいる人には想像がつかないか世界かも知れないけれど、ブログにしろ、ツイッターにしろ、インスタにしろ「普通に楽しむ人達」とは違った使い方をする人がいる。
私もお金は大好きなので「お金儲けのためのWEB活動」を否定するつもりは全くない。
だけど「あれがスタンダードと思うのは危険過ぎですよ」と強く言いたい。
完璧主婦の演出…それが実入りの良い仕事だったら、死ぬ気で頑張れなくないですか?
あの人達はプロなので、普通の人が真似をするのはしんど過ぎる。
丁寧な暮らしの危険性
最近流行りの「丁寧な暮らし」ってのも、どうかと思う。
実のところ私自身「丁寧な暮らし」の基本コンセプトは嫌いじゃない…って言うか、むしろ好きだ。
あのノリ、憧れちゃうよね。『暮しの手帖』的な素敵な女性が切り盛りする家。
だけど、あれは生活じゃなく趣味の部類だと思う。
子育てが一段落した主婦や子どものいない家庭ならともかく、乳幼児を育てていたり、働きながら家のことやってる主婦が出来るような話じゃない。
まぁ…ごく稀にキン肉マンの完璧超人的な人がいるかも知れないけれど、普通の人が遊びで滑るアイススケートと羽生結弦のスケートくらい越えられない壁があると思っても良い。
こんな事を書くと「昔の主婦は~」みたいに言う人もいると思うけど、時代が違い過ぎるのだ。
私達は『サザエさん』時空で暮らしている訳じゃない。日本に2歳児と3歳児が手を繋いで子どもだけで公園へ遊びに行くようなファンタジーワールドはどこにもないのだ。
昔の貧乏な農民の母親が家の中をピカピカに掃除して、いちから出汁とった味噌汁出して、おかずを何品も並べていたと言うなら話は別だか、そんな訳ないのは分かっていただけると思う。
初産の高齢化と個人差
……と、ここまで書いても「でも、ちゃんとやってる人もいるよ?」と思う人がいるかと思う。
そりゃあね。20歳だか22歳で結婚して23歳で出産。30代に入るまでに何人か子ども産んで育てていた時代ならそれでも頑張れる気がする。
実際、私もママ友達を見ていて「マイルドヤンキーとか言われるけど10代で出産した人達は強いな!」って実感する。
やっぱり20代は圧倒的に元気だ。残念だけど人間は加齢と共に頑張れなくなってくる。
それに個人差も見逃せないところ。
世の中は不公平出来ていて、1人1人体力も元気度も違う。そして子育て環境も人によってぜんぜん違う。
親や夫の協力がある人もいれば、孤軍奮闘を余儀なくされる人もいる。
子育てのベースが違うのに「恵まれた環境にいる恵まれた子育てをしている人」を基準に生活を考えるのは無理がある。
子ども自身の難易度
ちょっと言い難い話だけど、子ども自身の難易度の問題もある。
いわゆる「育てやすい子」と「育てにくい子」とでは子育て難易度は全然違う。これは生まれついてのものなので、育て方云々の話ではない。
分かりやすいところで言うなら、病気を持っている子だったり、重度のアレルギーのある子を育てる母親の負担は大幅に違う。
子育て難易度は健康問題だけでなく、子どもの性格等のこともある。
「上の子はよく寝てくれたし、育てやすかったから子ども育てるの楽勝って思ってたけど、下の子で地獄を見た」なんて話もよく聞くし、その逆もある。
西原理恵子的子育て感
地域によっては流れていないかも知れないCMなのでご紹介したいのだけど西原理恵子と出前館がコラボしたCMは本当に良かった。
出前館は働くお母さんを応援します!
「毎日、かあさん。ときどき、出前館。」キャンペーン実施中!↓キャンペーンの詳細はこちら↓
https://t.co/u8SNAyBenzたまには休んでみない?出前にしても、いいんじゃない? pic.twitter.com/zoSKB3wyfh
— 出前館【公式】 (@demaecan) 2017年12月8日
家事も食事も適当でも構わないのだ。子どもが本当に求めているのはそこじゃない。
西原理恵子風の考え方もそうだけど、辻希美の子育ても参考にして良いと思う。
辻希美ってWEBの世界ではもはや炎上芸人的な存在だけど、辻希美の子ども達は毎日とっても楽しそう。
添加物バンバンの食事やオヤツかも知れないけれど、母も子も朗らかに暮らせているなら、その方がずっと良いじゃないか。
要するに「無理すんな」ってこと
暑苦しく長々と書いてしまったけれど、私が言いたいのは1つだけ。
「子育て中は無理すんな」
心の健康も身体の健康も本当に大事。「子どものために」って頑張るのは素敵だと思うけれど、母親が倒れてしまっては子どもは幸せとは言えないのだ。
タイムリープ出来るなら、私は娘が小さかった頃の私に言いたい。
「そんなに家事は頑張らなくてもいい。しんどい時はコンビニスイーツ買って昼寝しろ。子どもの機嫌の良い時は一緒にゴロゴロしたり遊んであげて」と。
私のサイトに来てくれる方は年齢層高めなので、こんなにワーワー書いてみたところで伝わるかどうかは謎だけど、子育て現役中のお母さん達に伝えたい。
どうか頑張らないでください。手抜き出来るところは全力で手を抜いてください。
子どもの乳幼児期は一瞬で過ぎてしまいます。
私のように後になってから「あの時どうして…」と後悔しないように、ほどほどに暮らして戴きたいと心から願います。