私も「平成最後」に乗っかって、平成最後の造幣局桜の通り抜けに行ってきた。
造幣局の桜の通り抜けは大阪人風に言うなら「行けたら行く」くらいのスタンスで、出来るだけ行きたいと思っている。
娘の成長と共に家族でアウトドアに出掛ける事が少なくりつつあるけれど、花見と紅葉狩りは出来るだけ押さえておきたい派。可能なら桜と紅葉だけでなく、梅だろうが、カキツバタだろうが、蓮だろうが花を追いかけて歩きたいくらい。
今年の冬は比較的寒さがマシだった気がするのけれど、なかなか暖かくならなかった。大阪は昨年と較べると桜の開花が1週間もズレ込んでいて、桜が開花してからも寒い日が多かった。
造幣局の桜は染井吉野ではなく八重桜なので、例年通りなら染井吉野が散った後に桜の通り抜けがはじまるのだけど、今年は染井吉野が散りゆく様子を惜しみつつ、八重桜を楽しめと言う贅沢仕様だった。
ただ、残念なことに我が家が造幣局の桜の通り抜けに行こうと予定していた日は午後から雨予報が出ていた。なので今年は造幣局が開門する午前9時と同時に入って撤収する計画で突撃した。
雨が降る前に造幣局の桜の通り抜けに突撃する!
大川沿いの染井吉野と造幣局の八重桜、両方楽しめる贅沢仕様。 pic.twitter.com/XkqDv0RUvp— 白蓮@ゆらら (@yurarra) 2019年4月13日
造幣局の桜の通り抜けの開門ダッシュは最高だった。
毎年、桜の通り抜けは混み合ってて、昼間だろうが夜桜だろうが、人の波に流されていく感じなのだけど、開門前に少し並んだ以外は驚くほど空いていて、ゆっくりと桜
を楽しむことが出来た。
どれくらい空いていたかと言うと、こんな感じ。普通にゆっくり歩いて写真撮影出来る程度の混みっぷり。
造幣局のお楽しみの黄桜を写真に納めてみたり…
見事な枝垂れ桜にため息をついてみたり。
開門ダッシュがあんなに空いているとは驚きだった。来年以降も造幣局の桜の通り抜けに行くのなら、早起きして開門と同時に入ろうと心に決めた。
そして造幣局に沿って流れる大川の染井吉野もまだまだ健在だった。散り始めてはいたけれど、日当たりによっては充分楽しめるレベル。
大川沿いは毎年桜の時期になると屋台が沢山出るので、屋台を見るだけでもけっこう楽しい。
娘は毎年「1つだけ何か好きなことをしてもいいよ」と言うことになっているのだけれど、今年は何もねだらなかった。娘は小学6年生。金魚すくいもクシ引きもスマートボールも卒業してしまったらしい。「幼稚園の頃の私なら欲しかったんだけどなぁ」と娘談。
造形局から桜ノ宮まで歩いて花見を撤収。
撤収後は天王寺に戻ってお昼を食べた後、黄金週間の旅行に持っていく本など買い物をして帰宅した。
今年の通り抜けは例年以上に印象深い花見になった。
「開門すぐで空いてた」のと「娘が屋台で買い物をしなかった」のと。娘も来年は親と一緒に花見に行きたがらないかも知れない。そうなったらなったで、夫と2人で出掛けるだろうから、特に問題はないけれど、感慨深いものがある。
出来れば来年も造形局の桜の通り抜けには行きたいと思う。行くならもちろん開門ダッシュの朝一番で。