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"川端康成"

乙女の港 川端康成 実業之日本社

「川端康成が書いた幻の少女小説」って触れ込みだったので、ガッツリと喰いついてしまったりのだけど、実はこの作品。作者は川端康成ではなく弟子の中里恒子とのこと。 川端康成は赤で筆を入れただけらしい。軽く出版社に騙された感があるのだけれど、...

天授の子 川端康成 新潮文庫

私の中にある川端康成は「気骨のある文学者」で、ちょっと取っつきにくいようなイメージがあった。 川端康成は『伊豆の踊り子』のような作品もあるけれど『眠れる美女』のような、ちょっと偏執的な作品が多いせいかも知れない。 私にとって川端...

ホテル・アイリス 小川洋子 幻冬舎文庫

私は小川洋子の作品の感想を書く時に、何度も何度も「小川洋子の作品の中で1番好きなのはホテル・アイリスだ」と書いているのに、感想をアップしていなかった。 WEBに本の感想を書くようになって、もうすぐ20年になろうとしているけれど「サイト...
日記

転入生は大衆演劇の子役。

娘のクラスに大衆演劇の子役をしている子が転入してきた。 娘の通う小学校は児童数が少なくて、娘の学年は1学年2クラス。その下の5年生は1クラスしかない。1クラスと言っても30人以下の小編成。 小学校の事を人に話すと「どこの田舎の学...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別に並べています。 それぞれの音の中での並びは順不同です。 外国人作家は最後に記載してます...

タタド 小池昌代 新潮社

小池昌代の感性、すごくいい……と言うか、私の感性にピッタリと沿って気持ちがいいような恐いような。 読んでいて空恐ろしいものを感じた短編集。 表題作と他2編。どの作品も面白かった。ちなみに表題作『タタド』とは、伊豆半島にある多々戸...

「奇譚クラブ」の人々 北原童夢 河出文庫

日本初の総合変態雑誌「奇譚クラブ」について検証した本である。 そのテの物が苦手な人が読めば、気分の悪くなるような写真やイラストが満載で、一見すると、かなりエロティックな風に見えるのだが、内容自体は「硬派」なことこの上ない。 それ...

千年の恋人たち 稲葉真弓 河出書房新社

こってりと「女!」を堪能したいなら、稲葉真弓が良いと思う。 この人の描く女はみっしりと身が詰まっている感じがする。リアリティに溢れている……ってほどでもないのだけれど体臭を感じさせてくれるのだ。そこが良い。 そして、そこが少しク...

追悼の達人 嵐山光三郎 新潮社

文学界で活躍した作家達の追悼文と、それにまつわるエピソード通して作家と文学を「死」や「追悼」という視点から語った作品。 夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫、川端康成……などなど国語の教科書に出てくるであろうラインナップが...

吾妹子哀し 青山光二 新潮文庫

久しぶりに「ガツン」とくる小説を読んだ。スゴイ……凄すぎる。 アルツハイマー認知症の妻との夫婦愛を描いた作品なのだが、作者の青山光二がこの作品を書いたのは90歳の時だと言うから吃驚である。 お年を召した方の書かれた作品とは到底思...
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