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"有吉佐和子"

雛を包む 有吉玉青 平凡社

有吉玉青は『恍惚の人』『華岡青洲の妻』の作者、有吉佐和子の娘さん。 私の中では「エッセイを書いている雑文屋さん」の印象が...

車掌さんの恋 有吉玉青 講談社

読んでいる最中に「あれっ。ありがとうござって、けっこう若かったんだっけ?」と思わず作者の生年月日を確認してしまった。 私...

吾妹子哀し 青山光二 新潮文庫

久しぶりに「ガツン」とくる小説を読んだ。スゴイ……凄すぎる。 アルツハイマー認知症の妻との夫婦愛を描いた作品なのだが、作...
本の話

賢治に対する執着心

宮澤賢治が好きだ……とずっと思っていた。だが、最近になって「私は宮澤賢治が好きなんじゃなくて『銀河鉄道の夜』という作品だ...
本の話

重ねる本と見上げる本

私は毎日、毎日、何某の本を読んでいる訳だが、ドップリ夢中になれる本に巡り会うことは滅多にない。たいていは「まあまあ面白か...
本の話

本につきまとう。あるいは、本につきまとわれる。

どんな作品でも、たいてい2、3度読めば堪能できるのに、ごくまれに親の敵のように再読を繰り返してしまう本がある。 季節ごと...