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天王寺高校。徒歩訓練。

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娘が通う天王寺高校は2年生の2月になると「徒歩訓練」と言う謎の行事がある。

1年生は金剛登山があるけれど、これは親世代も経験者が多いと思う。大阪の半分から南の地域に住む子ども達は何だかんだと冬の金剛山に連行されるのでご家庭の靴箱の奥にアイゼンが転がっている家が多い。

1年生の金剛登山については娘は体調不良で参加していないのだけど、今年の徒歩訓練には無事に参加することができた。

そもそも「徒歩訓練って何だよ?」って話。大阪と奈良の県境には山があるのだけど、山を越えて奈良に行くぞ…ってことらしい。

天王寺高校の行事は何かとハードな物が多いけれど、そもそも大阪と奈良を隔てる山はそれほど高くないので高齢者のハイキングサークルなども歩いているし私自身50代になってから趣味のウォーキングで大阪から山越えをして奈良まで歩いている。徒歩訓練は20キロ想定。52歳の私もそれくらいは歩けるので、元気な高校生なら無理のない距離ではある。

そこまでハードな山ではないから「登山」ではなく「徒歩訓練」と名付けられていると推察される。では、どこに野人要素があるのか…と言うとクラスごとにタイムと点数を競うとのこと。速さとともに「ポイントを集める」と言うミッションがあり、順位が付けられる。なのでクラスによっては山を走ることになるらしい。

親としては「まあ、頑張りなさいよ」としか言えない訳だけど、悩ましいのが装備と「昼食に何を持たせるべきか?」ってこと。後輩の保護者さん達のために記録を残しておきたい。

まずは装備。娘は先発隊のワンゲル部の友達からアドバイスを貰ってきた。

山といっても「あしび山荘」の登山ではないのでガチめの登山靴は不要。そして人や時期によっては歩いていると熱くなるので上は着脱しやすい物が吉。さらに言うならクッツキ虫がいる場所があるので、ズボンはツルツル素材が良いみたい。

そして昼食。これは私もちょっと悩んだ。寒いだろうし手がかじかむだろうから、いつものお弁当じゃ具合が悪いだろうな…と。悩んだ末に「具を入れたおにぎりとスープ&捕食みたいなお弁当を持たせた。なお、寒過ぎるとおにぎりがカチカチになると予測して、保冷保温バッグ(内側にアルミの入ってるタイプ)におにぎり等と使い捨てカイロを2つ入れた。

徒歩訓練の昼食

徒歩訓練の昼食

娘の感想
  • スープはあった方がいい(少しぬるくなってた)
  • 食べる時間は短かったからおにぎりで正解
  • お茶が暖かくてありがたかった
  • 保冷保温バッグのおかげでおにぎりはカチカチじゃなかった

なお。「タイムを競うとか怖過ぎる…」と思っていたけど娘のクラスでは「走ってタイムを稼ぐ班」と「キッチリ課題をこなして点数稼ぐ班」に別れたらしく娘は点数稼ぐ班だったために走りはしなかったとのこと。娘は体育会系だけど実はそれほど足が速い…って訳じゃないのだ。ただし走る班はめちゃくちゃハードだと思うので、そこのあたりの事はよく分からない。

あと個人的に補足させて戴くと白の靴下はNG。娘は何を考えていたのが白の靴下をはいて足の裏を真っ黒にして帰宅している。靴下はくれぐれも濃い色で。

娘は「疲れたぁ~」と言って帰宅したものの何だかんだ楽しかったようで何より。2年生の体育会系の行事はこれでおしまい。この記録が後輩世代の親御さんの参考になれば幸いです。

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