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「やればやれる」の脳筋思考。

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高校2年生になる娘から「お母さんって体育会系の人間じゃないのに、我が家で1番の脳筋だよね」と言われた。ゴリゴリの文化系人間がゴリゴリの体育会系人間から脳筋とか言われるだなんて、腑に落ちないにもほどがある。

娘は赤ちゃん時代からアクティブな小学生の頃は外部クラブで体操をガチっていて、高校に入ってからも部活命…みたいなゴリゴリの体育会系。

夫も大学までずっと体育会系の部活に所属していて、ヲタク趣味はありつつもゴリゴリの体育会系。体育会系のノリは理解しているし、それこそ身に沁みている感じ。

一方、私は人生で1度も真面目に運動に取り組んだことのない文化系気質でしかもヲタク。運動会は滅びて欲しいいと思っていたし集団行動は死ぬほど苦手。テンプレ的なママ友付き合いもしてこなかったし、職場の飲み会は今も昔もノーサンキュー。組織なんてクソ喰らえと思っていて自分の好きな人とだけ付き合っていたいと思っている。

娘から「脳筋」と呼ばる筋合いは無い

娘に理由を聞いたところ、たいていの悩みを「やればやれる」「どうにかなる」「なんやかんや言って大丈夫」で答えてしまうから…とのこと。特に「やればやれる」が脳筋的とのこと。

いやいや…世の中の事柄は大抵やればやれる。

例えば…運動苦手な人に「やればやれる。オリンピックに出ろ」と言うとか、小柄で華奢な人に「重量挙げで世界記録を出せ」と言うとか、勉強嫌いな子に「東大に行け」とか、明らかな無茶振りをするならともかく、その辺を歩いている人中の6割から8割くらいの人が努力して到達できるような事なら「やればやれる」と思っている。

  • 毎朝5時に起きるとか無理→やればやれる
  • 筋トレとか無理→やればやれる
  • コツコツ勉強とか無理→やればやれる
  • 甘いものが我慢できない→やればやれる

ただし「やればやれる」は本人が本気でやりたいと思っているかどうか?ってところがポイントなので「やればやれる」は本当だけど、そもそ「心の底からやりたいと思っていない人」には当てはまらない。だって、人間ってやりたくない事はやらないから。

私は「諦めなければ夢は叶う」などと、ふんわりした事を言うつもりはない。どう考えても無茶振りな目標で「無理でしょ?」みたいな夢だったら叶わないことの方が多いと考えてる。

一般的な人間が頑張ったら出来るくらいの世界であれば、だいたいのことは「やればやれる」だろうし、それをやらない…もしくは「やりたくない」人は達成不可能だよね…って話。

娘から「脳筋」と言われたのは心外だったけれど、もしかしたら私は自分と対局にいると思っていた「脳筋」の人達と同じスタンスで生きる人間で、案外仲良くやれるのかも知れないな…なんてことを思ったりした。

これからは脳筋として生きていく…かも知れない。

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日記
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