実母が婦人科の病気で手術が必要になった。
手術が必要…と言っても深刻な病状ではなくて「女性なら、あるある案件ですよね~」くらいのカジュアルなもの。ずっとかかりつけ病院で診てもらっていたけれど、地域にあるもっと大きな病院へ行くことになった。
現在、厚生労働省では「地域医療連携」って言うの進めていて、医療の機能分担や専門化を進めていこう…て流れになっている。実母が別の病院をすすめられたのはその流れ。
先日、紹介状を持って紹介された病院へ行って診察してもらったのだけど、その日は軽く問診しただけで「じゃあ、別の日に造影剤入れて撮影しましょう」って流れになった。
……かかりつけ病院でしてきた検査は何だったのか?
- かかりつけ病院で定期検診。
- 手術が必要だから地域の専門病院へ。
- 紹介してもらった病院で検査。
- 検査結果を聞きに行く。
- 入院&手術。
……って流れになるのだけど、検査データとかその他のは記録をどうして病院間で共有しないのか小1時間問い詰めたい。紹介先の病院で検査が必須って言うなら「せめて初診日に検査できるように設定することは出来なかったのか?」とか。
地域医療連携って言うけど、これじゃあ従来のシステムと大差ないし、何なら「直接大病院に行った方が手っ取り早くて良いのでは?」まである。
世の中、どうしてこんなに無駄が多いんだろうなぁ?
一般企業で働いている頃はさほど感じなかったけれど、放課後等デイサービスで働くようになって、お役所とのやり取りをするようになってから「役所の仕事って無駄が多過ぎるよなぁ」って、いつも思う。
教育、医療、福祉の世界は事務作業の効率化が原始時代も同然。事務系の手続きは無駄が多くて駄目過ぎる。
無駄が多過ぎることへの怨嗟はさておき。
恨み言を言ってみたところで、どうにもならないので病院の指示に従って粛々と進めていくしかない。平日の休みが病院付添に持っていかれるのはキツイけど、愚痴りながら頑張ろうと思う。