コロナ自粛のステイホーム生活。我が家はなんだかんだ言いながら、そこそこ楽しんでいる気がする。
今回は生パスタを打ってみた時の話など。
我が家の1人娘はお米人で麺類はいまいち好きじゃない。
学校給食もあるし「食べられない」って訳じゃないけど、喜んでくれないので基本的に「スパゲティ」は家で作らないのだけど「家で作るスパゲティは違うんだぞ」ってことでチャレンジしてみた。
実際、うどんも家で打ったうどんは喜んで食べるので「スパゲティもイケるんじゃね?」って発想。
自宅で生パスタを打つ
いきなり結論から書くけれど、家で打つ生パスタは相当美味しいです。スパゲティが好きじゃない娘が「また食べたい」と言うレベル。
生パスタを作る…となると「パスタ専用のマシーンが必要なのでは?」と思う人もいるかと思いますが、フィットチーネ幅のパスタなら手切りでも十分作ることが出来ます。
……家でうどんが作れるんだもの。パスタだって出来ますよね。
グーグルでレシピを検索すれば、自分ち好みのレシピがわんさか出てくるかと思うのですが、とりあえず我が家で作ったパスタの分量でご紹介します。
我が家はホームベーカリーで作りたかったので生地をこねるときに水を入れていますが、水を使わないレシピの方が多いかも。
材料 (3人前)
- 水 110cc
- 塩 5g
- 玉子 1個
- オリーブオイル 小さじ1
- デュラムセモリナ粉(薄力粉で代用可) 150g
- 強力粉 150g
※ パスタソースはお好みでご用意ください
ざっくりとした作り方
- 生地を作る前にパスタソースを用意しておく
- ボールに粉を入れる
- 粉の中央にくぼみを作って、塩、玉子、オリーブオイルを入れて捏ねる
- 少しずつ水を加えて捏ねる
- 生地を丸くして2時間休ませる
- 麺棒で伸ばしやすいように、生地を2~3分割する
- 麺棒で生地を伸ばす
- 生地を3回から4回折りたたんで包丁で切る
- 加減を見ながら3分程度茹でる
- 麺が茹で上がったらパスタソースに絡める
実際の作業風景はこんな感じ
さてさて。「捏ねる」の作業工程ですが、今回も手打ちうどんやピザの時と同じく、我が家はホームベーカリーにお任せしました。
家にホームベーカリーが無かった時は自力で捏ねていたので、手で捏ねても充分作ることが出来ます。
「生パスタ作るぞ~」と粋がってみたところで所詮は素人。
生パスタを茹でてササッと手早くパスタソースを…みたいなことは出来ないだろうと予想したので、まずはいつも食べているミートソースを作りました。
我が家はスパゲティこそ作りませんが、ラザニアやペンネ、ドリアなどは食べるのでミートソースはちょいちょい作ります。
パスタソースはお好みで。ぶっちゃけ、ちょっとお高めのレトルトソースでも無問題。
こねて2時間ほど休ませた生地を2三等分します。我が家は家族3人なので3人それぞれ作業するために3等分にしましたが、2等分でも良さそうです。
パスタ生地はうどんやピザと違って、玉子を使うので生地はほんのり黄色味を帯びています。
そうそう。スパゲティに限らず、小麦粉系の作業をする時は打ち粉をするのをお忘れなく。
パスタの醍醐味って「くるくるって巻いて食べる」ところだと思うので、そこそこの長さが必要です。パスタ生地って意外としっかりしているので、伸ばしても時間が立つと元の大きさに縮む力が働きます。
普段食べるフィットチーネの厚さになるまで頑張って伸ばします。
生地が良い感じの厚さになったら、3つか4つの蛇腹状に折りたたんでフィットチーネの幅に切っていきます。折り畳む時は打ち粉は必須です。
写真は娘が作業している様子ですが、家族で食べるなら幅が均一じゃなくても無問題。細かいことは気にしない方向でひとつ。
生パスタは早く茹で上がるので、茹で加減は様子を見ながら決めてください。我が家の場合3分で良い感じになりましたが、厚さやパスタ幅によって変動するかも。
スパゲティが茹で上がったらザルに上げて、パスタソースに絡めて一気に仕上げてください。
パスタソースを絡めて自家製フィットチーネ完成!
見た目、なんとなくうどん感が漂いますが、そこのところは目をつぶります。
作って食べてみての感想
自家製フィットチーネ、控えめに言って最高でした!
自粛生活のお楽しみとして、うどん、ピザと作ってきましたが、生パスタの圧倒的優勝。素人の仕事でここまで美味しく出来るとは思ってもいませんでした。
私達が普段食べている「スパゲティ」は乾麺なので「生パスタ」ってだけで、美味しく感じるのかも知れません。
市販のスパゲティ食べてるすべての日本人に「まあ騙されたと思って家で生パスタ打ってみてよ」とオススメしたいくらいです。
黄金週間は終わったものの自粛生活解除はまだ先になりそうなので、自粛生活中に次はナンでも焼いてみようかな……と考えています。