先の運動会で隣のクラスの担任が生徒に対して「肘で殴っていけ」と指導した話の続き。
あの日の日記には「隣のクラスの保護者、どうして黙ってるんだろう?」と書いたけれど、日記を書いてから、ふと思った。
もしかして、保護者の耳に入っていないのかも知れないな…と。
私は女の子しか育てていないので、男の子の生態についてよく知らない。
だけど男の子を育てている母達から「男の子は何も喋ってくれない」と言う話を聞いた事があり「気になることあったら、良いことでも、悪いことでも、なんでも教えて」とお願いされた事もある。
娘はいまのところ学校から帰ってくると、良いとこも悪いこともなんでも喋ってくれる。
娘は「全部喋らないと死ぬ」くらいの勢いで喋りまくるので、私もなんとなく学校の事を把握出来ているのだけれど、もしかしたら男の子の保護者って、意外と何も知らないのかも知れない。
今回、運動会でラフプレーを受けた男の子は、たまたま娘と同じ幼稚園に通っていた子だったので、その子の母にちょっとカマをかけてみた。
「運動会は残念だったね。あんな指導するなんて酷いと思う」みたいな感じでメールを出してみたところ「それって、何のこと?良かったら詳しく教えて」と返事が返ってきた。
そう。男の子の母は自分の子どもから何も聞かされていなかったのだ。
事情を説明すると「教えてくれてありがとう。実は他にも気になることがあって……」と打ち明けてくれた。
運動会でラフプレーをするよう指示した事も含めて、担任について教頭先生に相談してみるとのこと。
隣のクラスの担任は他にも問題を起こしていて、教頭先生に相談している保護者が他にもいるらしい。隣のクラスの担任は私が思っていた以上に最低な教師みたいだ。
今回以外にも、隣のクラスの担任は生徒に手を上げたことがあるらしい。
しかし、その時も男子生徒は親に何も言わず、周囲の女子達から口伝てで親の耳に届いたそうだ。
男の子は学年が進むにつれて親に学校のことを話さなくなる説は本当だった。
小学生男子の母に伝えたい。
可能なら同級生の女の子の母の連絡先をゲットしておいてください…と。
そして「男の子は親に学校のことを話さないから、気になる事があったら、良いことでも悪いことでも耳に入れて欲しい」と伝えておいてください…と。
今回は被害者の男の子がたまたま幼稚園から知っている子だったのと、母親同士の繋がりがあったから「おせっかいかも知れないけれど確認しておこう」と思ったけれど、そうでもなければ「酷い話だな」と聞き流していたと思う。
神戸市のいじめ教師ではないけれど、学校の先生だからってちゃんとした人だとは限らない。
我が子を守るためには、母親間の繋がりも必要だとつくづく思った。