先の日曜日は娘の小学校の運動会だった。
1週間前の日曜日の大阪の最高気温は33度。熱中症が心配だったけれど、運動会当日の最高気温は26.8度と言う涼しさ。午後からは日差しがキツくて大変だったけれど「ヤバい…死にそう…」と言うほどの暑さではなかった。
娘は小学校6年生。娘にとって最後の運動会だと思うと気合が入る…と言いたいところだけど、実のところ今年はPTAの役員をしていたので、そちらの方に気持ちを持っていかれてしまっていた。
小学校生活最後の運動会
娘が出場したのは、個人走、学年リレー、騎馬戦、ダンス、紅白リレーの5種目。
朝、お弁当を作って娘を送り出し、私は自転車で学校へ。夫は後から来てもらった。
何というか午前中はPTAの持ち場の担当があったので、気がそぞろ…って感じだったし、午後からは片付けの時間まではフリータイムだったのだけど、イマイチ競技に集中する事が出来ず、娘の運動会の写真はかつてないほど残念な出来栄え。
それなのに何故か「そうだ。○○くんも撮っておいてあげよう」と、撮ってあげた他所のお子さんが会心の出来栄え。
物欲センサーが働いている時の懸賞は当たらないし、気合が入れすぎているときの写真は上手く撮れないらしい。
夫がしっかり動画を撮っていてくれたので、良かったけれど、なんだか不本意である。
娘は今回、個人走、学年リレー、紅白リレーと3回走る機会があったのだけど、娘としては不本意な結果しか出せず、残念がっていた。
娘の小学校の個人走は男女を分けないのだけど、娘と一緒に走ったのは超早い男子ばかりで、娘は無念の4位。
学年リレーも紅白リレーも、娘にバトンが回ってきた時は差をつけられての最下位で、どうにもならなかった。娘も「リレーは1人で走るんじゃない」って事は理解していたものの、やっぱり残念そうだった。
今年の運動会は組体操が中止になったため、琉球民謡をアレンジしたようなダンス的な物が披露されたのだけど、お世辞にも素敵とは言い難い出来。
あらかじめ娘から「今年のダンスは期待しないでね」と聞かされていたけれど、確かに幼稚で小学校高学年で披露するような内容ではなかった。
残念だとは思ったけれど、いきなり「組体操を辞めるから何か高学年らしい出し物を考えろ」と言われても、先生達も困惑されただろうと思う。
組体操をしない場合の高学年の演目は、今後の課題になるのかな…なんて事を終わった。
PTAのお仕事
開会式が終わるまでは駐輪場スペースで自転車整理。開会式後は入場門で監視員のお仕事。
入場門のところで、ガーディアンのように立ち塞がっていたのだけれど、娘の小学校の場合、マナーの悪い保護者はおらず、立入禁止ゾーンに入ろうとする保護者を注意する必要もなければ、使用禁止になっている遊具で遊ぼうとするキッズもおらず、ただボーッと突っ立ていただけだった。
運動会が終了した後はテントの撤収や掃除など。
夫はテントの撤収組で働き、私は開放していたトイレの掃除。
私が担当した屋外トイレは4人で掃除することになっていたのだけれど、そのうち1人が体調不良で欠席することに。彼女は午前中も辛そうにしていて、中学生の娘さんが代理で担当場所に立っていた。
掃除といっても、そんなに大変な作業でもないので、1人欠けたところで、なんて事ないはずなのだけど、意地悪な事を言う人がいて辟易した。
「そんな風にお互いの足を引っ張り合っているからPTA役員を引き受けてくれる人がいなくなるんですよ!」みたいな気持ちになってしまった。
私はチキンなので食って掛かるわけでもなく「男子トイレは私1人で大丈夫で~す。女子トイレは2人でお願いしま~す」と適当に流しておいた。
無事に終わって良かったけれど
娘の運動会、無事に終わって良かったけれど、実のところどの競技もイマイチ印象に残っていない。
- 低学年の子達は可愛いなぁ~
- まぁ…みんな立派に成長して…
- うちの小学校の保護者のみなさんは意外とマナーが良いのね
……とか、ザックリしたところは覚えているけれど、午前中は担当場所にいたので、競技を楽しむどころではなかったし、午後は暑さと疲れとでボンヤリと過ごしてしまった。
1人娘の小学校生活最後の運動会だから「感激して目から思わず涙が」みたいな事になるかと思っていたけれど、呆気なく終わってしまった。
とりあえず運動会が無事に済んでホッとした。
娘の小学校生活も半年を切ったけど、このままつつがなく過ぎていって欲しいと心から思う。