日曜日は大阪市立子ども文化センターで開催されていた子ども向けの講座『週末チャレンジ!こどもミュージカル プチ』の発表会だった。
大阪市子ども文化センターは子どもの文化振興を目的とした活動を行っていて、定期的に映画界や舞台上映を開催ている。
我が家は大阪市民ではないけれど、大阪市以外の人間でも利用できるので、娘が小さい頃からずっとお世話になっている。
今回、娘がチャレンジした『週末チャレンジ!こどもミュージカル プチ』は子ども向けのミュージカル体験教室で練習は4回のみ。最終日にミニミュージカルを発表すると言うもの。
丁度、娘が体操を辞めてタイミングと重なったのと、春に娘とOSK日本歌劇団のレビューを観に行ったら、娘の反応が予想外に良かったので「こんな講座があるけど、どう?」と勧めてみたところ、乗っかってきたので申し込んでみた。
週末チャレンジ!こどもミュージカル プチ
ミュージカルの指導をしてくださるのは、元劇団四季の羽根博司先生。大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコース卒業と同時に劇団四季に入団。
現役を退団後は大阪芸術大学等で舞台指導をしているとのこと。
私は全く知らなかったのだけど「子ども向けのミュージカル教室」って意外とあちこちで開催しているらしく、ガチなところだとタレントスクール並の費用がかかるらしい。
今回の大阪市子ども文化センターでミュージカル教室は4回の指導と発表会込で4000円とお財布に優しい設定だった。
プロの指導、マジ凄い!
ミュージカル教室の練習は親の見学は不可。
ただ初回の説明会の後の練習だけは見学する事が出来たので、見学したのだけど、羽根博司先生の指導の上手さに驚愕した。
もうね…すごく楽しい!
子どもをやる気にさせるのが上手いし、場の雰囲気を作るのが上手い!
プロの指導ってホント凄い。
それまで娘がやってきた習い事と言うと、ガチで取り組んだのは体操だけ。体操は楽しい体操教室…って言うよりも、むしろ厳しさの方が勝っていたので私にとっては衝撃的だった。
それは娘も同じだったらしく、毎回ウッキウキで出掛けて行って「楽しかった」と帰宅していた。
発表会当日
さて。ミュージカル教室の発表会と言っても、たかだか4回の練習で凄いことが出来る訳じゃない。
脚本は羽根博司先生のオリジナルで、全員セリフと見せ場があって役の重さに優劣はない。ハリーポッターよろしく、子ども達が魔法学校に入学する物語で羽根博司先生も先生役で登場する。
羽根博司先生…流石は元劇団四季。舞台映え半端ないし、カッコ良くて惚れてまうレベルだった。
そして何よりビックリしたのは、たった4回の練習でちゃんと「ミュージカルの形が出来上がってた」って事だ。
娘も他の子ども達も舞台の上で生き生きと輝いていた。
舞台終了後、娘はミュージカル教室で仲良くなったお友達と住所を交換して「夏休み教室も行こうね」と誓い合っていた。
夏休みはもう少し本格的なミュージカル教室を開催するらしく、娘は今から参加する気満々でいる。
こんなに貴重な体験をさせてもらって、羽根博司先生にも子ども文化センターにも感謝しかない。
それにしても娘。体操辞めてからも充実していて、我が子ながら本気で羨ましい。
中学生になったら今までのように暢気に遊んではいられないだろうから、この1年は心残りのないように小学生生活を楽しんで欲しいと思う。