長かった夏休みが終わろうとしている。
毎年の事ではあるけれど長期休暇に突入する前は憂鬱な気持ちになるくせに、実際に突入してみると「アッと言う間だったなぁ」と思えてくるから不思議だ。
我が家にとって今年の夏休みは特別だった。
夫が転職のため7月末で会社に行くなくなった(退職は8月末だけど有給消化のため仕事は7月末で終了)ので、この1ヶ月は家族で過ごす時間が多かった。もしかしたら私達家族にとってこんなに長い時間家族揃っていられるなんて最初で最後のことなるかも知れない。
「家族揃って過ごす夏休みって素敵!」と夏休みを満喫出来たら良かったのだけど、夫の転職先が決まったのは8月に入ってからのこと。内定が出るまでは「もしかしたら無職になるかも知れない」と言うドキドキ感があったため、夏休みを楽しむ気分になんてなれなかった。転職先が決まったから良いけれど、そうでなければ夫も私も悲壮な表情で過ごしていたと思う。
娘は良い夏休みを過ごしたと思う。
- 2泊3日のイングリッシュキャンプに参加
- 大学主催の実験教室に2回参加(大阪私立大学・大阪教育大学)
- 映画(インクレディブル・ファミリー)
- お友達を招いてのお泊まり会(カレー作り・花火・スーパー銭湯)
- お友達とのスーツ食べ放題のお店
- 社会見学やお仕事体験など市が主催する夏休み講座に多数出席
- 地元の夏祭り
娘が暇を持て余した日がほとんど無くて毎日楽しく過ごしていた。なんだかんだ言って、娘は毎年楽しい夏休みを過ごしているけれど、今年も相当充実していた。
夫は…と言うと、転職が決まってからは「大人の夏休み」を満喫してた。1人で人で旅行に1回、泊りがけの旅行にも1回。どちらも友達と会ったりして楽しかったらしい。家の雨漏りの修理も頑張ってくれた。
私は…と言うと、とにかく毎日食べる事ばかり考えていた。
家族揃って、ほぼ毎日3食家で食べるとなると、買い出しの量もそうだし、昼ご飯のメニューを考えるだけでもウンザリだった。今年の夏は暑過ぎる夏だったけれど、ありがたい事に家族全員「夏バテで食欲がない」なんて日は1度もなかった。
8月はパソコン内職で色々と問題が発生して、キリキリと歯ぎしりするような事が続いているけれど、それについては夏休み以降、対処していきたいと思っている。
家族全員、元気で良い夏休みを過ごす事が出来て満足している。
……などと良い感じでまとめているけれど、内心は夏休みが終わることの喜びで満ち溢れている。
だって、色々と忙しくてしんどかったんだもの!
娘の給食がはじまったら、少しゆっくりさせてもらうつりだ。お昼ご飯なんて作らない! ありがとう夏休み。さようなら夏休み。
普通の日々のありがたさを噛み締めつつ秋を迎えたいと思う。