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ヲタク業界の未来。

私は子どもの頃からヲタクで45歳になった今もヲタクだ。

若い頃のようにコミケに参加したり、同人誌を作ったりしなくはなったものの、今でもアニメやゲームは大好きだし、娘に手が掛からなくなったらコミケには復帰したいと思っている。

長くヲタクをしているけれど「ヲタク」を仕事にまで発展させた知り合いはあまりいない。

昔の同人誌仲間で商業誌デビューした人はいるものの、売れっ子作家として作品を発表し続けるのは大変で今は商業誌には書いていない。それでも彼女は素人からすると、物凄く絵が上手いのだけどプロとして売れるかどうかとなると別の話らしい。

現在はヲタク主婦として暮らしていて、商業誌デビューした事は良い思い出になっているらしい。

私は姉弟でヲタクなのだけど弟の小学校の同級生にアニメーターになった子がいる。

うちにもよく遊びに来てくれた子で、弟とは小学校から高校まで一瞬だったので何かと付き合いが深い。

彼は小学校の頃からそれこそ神懸って絵が上手かった。

アニメ絵、漫画絵もそうだけど、普通に画力があったので、学校から絵画展に出す…となると彼の絵が選ばれていたし、体育祭の応援団旗のデザインは当たり前のように彼が描いていた。

高校を卒業後、彼がアニメの専門学校に行くと言った時も「そりゃそうだよね」と周囲の人間は当然の事としてそれを受け止めていた。

しかしアニメ業界の厳しさは昨今話題になっている通り。あり得ないレベルでお給料が低いのは聞いていたけれと、弟の友達は独身なのでどうにかやっていたらしい。

先日、弟と用事で合った時に「そう言えばアニメーター君は元気にしてるの? 最近、話題に出ないから気になって」と聞いてみたところ「実はあいつ、仕事辞めたんだ」と予想外の答えが返ってきてビックリした。

弟の話によると会社を辞めた話は聞いたけど、その後別のアニメ制作会社に入ったのか、それともアニメーターを廃業したのかは聞いていないとのこと。「俺も気になってるから、また連絡してみると」と言っていた。

弟の友達…と言っても彼は既に40歳。アニメの絵を描く事しかできない40歳のおじさんが会社を辞めてどうするのかと思うと、暗い気持ちなってしまった。

彼だって馬鹿じゃない。長年勤めていた会社を辞めるだなんて余程の事だったのだと思う。

クールジャパンとか言われているけれど、日本のアニメ業界で働く人達の待遇はもっとどうにかならないものか?

世界でこんなに日本のアニメが愛されているのに、それを作る人達が酷い待遇で働かなければならないなんて。

以前、スタジオジブリが社員を募集した時「こんな凄い会社なのにこんなに待遇が悪いなんて」と世界中のヲタク達が驚愕したものだけど、スタジオジブリはアニメ業界でも超絶ホワイト企業だってところが情けないではないか。

アニメ、ゲーム、漫画。今は大きな産業として成り立っているけれど、そう遠くない日に第一線からは退いてしまう気がしている。

茶道や華道、クラッシック音楽や演歌がそうだったように、ヲタクカルチャーも完全に無くならないまでも「年寄りの趣味」に成り下がってしまうのではなうろか?

とりあえずヲタク業界の未来よりも弟の友達の未来の方が心配だ。

よく知っている子とは言っても他人だしどうしようも無いのだけれど、せめて生活出来るだけの収入を確保していて欲しいな…と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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