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ミュージカル。エステー『赤毛のアン』感想。

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娘とミュージカル『赤毛のアン』を観に行ってきた。

ミュージカル『赤毛のアン』はエステーが毎年夏休みに開催しているミュージカル。

エステーミュージカル赤毛のアン
  • チケットは一般売りはしておらず招待(抽選)制。
  • 黄金週間が終わる頃になるとスーパーやドラッグストア等に応募ハガキが出回る。
  • エステーHPからも応募出来る。
  • 小学生未満のお子さんは入場不可。
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エステーミュージカル『赤毛のアン』

昨年ふと「娘もそろそろこう言う舞台を喜ぶ年頃かもね…」と思い立って応募してみたのだけど、あえなく惨敗。

今年はどうしても行きたくて10通くらいハガキを出した。

毎年、夏休み前は夏休みイベントの類の懸賞の応募に励むのだけど、今年の本命は『赤毛のアン』だった。

『赤毛のアン』って不朽の名作と言われるけれど、観るに相応しい年頃ってのがあると思う。

娘は調度10歳。赤毛のアンを観るなら今の年頃がドンピシャだろうと思ったので、今年は行きたかった。

抽選を勝ち抜くコツ

『赤毛のアン』のミュージカル、毎年なかなかの激戦とのこと。

ネット情報をチェックしていると「40通出して全部駄目でした」なんて事をブログに書いている人もいる始末。

うちは10通くらしいか出してないし無理だわ…」と諦めていたところ、まさかの当選。娘の強運っぷりには毎度驚かされる。

実のところハガキは10通出してけれど、エステーのHPからも家族と祖母名義で応募したので、事実上16通で当選している計算になる。

ハガキが当たったのか、WEBでの応募が当たったのか経緯については分からないけれど、私が取った作戦はこんな感じ。

私の取った作戦
  • WEBは祖父母等、協力してくれそうな人の名前全員借りた応募。
  • ハガキでの応募は「色々な店のハガキ」で出す。
  • ハガキの投函は1度に全部出さずに日にちをズラす。

2番めに書いている「色々な店のハガキ」って事について、捕捉すると、赤毛のアン応募ハガキはドラッグストアやスーパーの名前が印字してある。

1つのお店からハガキを何枚も貰ってきて出すのではなく、色々なお店のハガキを貰ってきて出した…と言う意味。

例えばハガキに「マツモトキヨシ」とか「ココカラファイン」とかが印字してある。

これは私の想像に過ぎないのだけど協賛店ごとに当選者数が割当てられるのであれば、当選確率は協賛店ごとに変わってくる。

どこの店舗の当選確率が高いのかを知ることは不可能だけど「当選確率の高い店舗のハガキ」から出したいよね…ってのが人情と言うもの。

当選確率の高い店舗を特定するのが無理ならば、沢山の店舗から出すしか無い。

当日の流れ

チケットは先着引き換え制。

「少しでも良い席で見せてあげたいな」と言うことで、チケット引き換え時間より1時間前に現地に到着したものの、すでにチケット引き換えは始まっていた。

熱中症対策にチケット引き換え時間を早めたとのこと。

私達がゲット出来たのは1階24列目。平たく言うと1階の後ろから2列目だった。

私達以降に到着した人達は2階、3階席。

来年以降にミュージカル『赤毛のアン』を観に行く方がいらしたら、1時間前だなんてぬるい事を言わず、とにかく早く現地に着く事をオススメしたい。

「子ども向けのミュージカル」だと思っていたけれど、実際は大人の比率か高く、時間のある高齢者層はガチで早く並んでいると思われる。

ギリギリに行っても良い席は取れないので、これから参加する方は覚悟して早めに並んで戴きたい

感想

そして肝心の舞台なのだけど本当に素晴らしかった。

娘も夢中になっていて「ミュージカルって凄いね!」と感動した模様。

今まで娘を色々な舞台(人形劇・クラッシックコンサート・低年齢向けミュージカル・ディズニーオンアイス等)に連れて行ったけれど、最高に喜んでいたと思う。

「娘に『赤毛のアン』を見せるなら今年か来年!」と言う私の予想は大当たりだった。

アンを演じた美山加恋はアンに相応しい元気な演技。

ダイアナを演じたさくらまやは演歌歌手と聞いていたけれどビックリするほど可愛らしい声の持ち主で控えめな性格のダイアナを上手く演じていた。

脇を固める大人役の人達も素晴らしくて、全編通して温かさの感じられる舞台だった。

実は私。子どもの頃は『赤毛のアン』が大嫌いだった。

同族嫌悪と言うのか「なんて恥ずかしい子どもなんだう…」と正視するのも耐え難かったのだけど、大人になって『赤毛のアン』を楽しめるよになった。

今まで私は「大人になって感覚が変わったんだろうな…」くらいに思ってたのだけれど、娘と一緒に舞台を観ていて気がついた。私が『赤毛のアン』を楽しめるようになったのは、私が大人になったから…と言う訳ではなくて、私がアンではなくマリラの目線で物語を楽しむようになったからだった。

実際、舞台を観ていてもマリラとマシューがアンと生活することの幸せを感じているのが伝わってきてグッっと来てしまった。

『赤毛のアン』の作者、モンゴメリは育児経験無くして、よくぞマリラとマシューの心情をあれだけ丁寧に描けたものだと感心する。

私も娘を育てていて本当に楽しいし幸せだ。アンの突拍子もない行動は、娘の予想外の言動や成長と重なってくる。アンの成長が娘の成長と重なって1人胸が熱くなってしまった。

『赤毛のアン』のシリーズを改めて再読してみるのも良いかも知れない。

娘と一緒に『赤毛のアン』を観劇出来たのは幸せな事だな…とシミジミ思った。

母娘ともに大満足の素晴らしいミュージカルだった。今年『赤毛のアン』を娘と観ることが出来た幸せに感謝したい。

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日記
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