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公園の近くの家。

我が家は公園が近い。

正確に言うと公園の裏の筋に建っていて、斜め向かいのお宅は公園と隣接していて2階の窓から公園が一望できるくらい。結婚して、勢いだけで古家を買って、体力のありあまった娘が生まれたのは運命だと思っている。

娘が小学校に入学するまでは、娘の監視活動のため私もしょっちゅう公園に足を運んでいた。

しかし娘が小学校に入学してからは、制限付きで娘が1人で出歩くのを解禁。娘の公園遊びには付き合わなくなって、公園とはすっかり縁が切れてしまった。

……と思っていたら、先日娘の同級生の男子数名が連れ立って家にやって来た。

「あんな~。A君が転んで怪我してん」と男子達。「ちょっと中入って、足見せて」と男子達を家の中に招いたのだけど、怪我をしたと言う子は私にとって初めて見る顔。膝を大胆にすりむいていたので傷を洗って止血、消毒して大判の絆創膏を貼った。「おばちゃん、ありがとう」と怪我をした男子。

「だから言ったやろ。俺、ここの家のことよく知ってるから!」と娘と同じ幼稚園に通っていた男子がドヤ顔で怪我をした男子に言い聞かせていた。

我が家は公園から1番近くて、私(おばちゃん)は仕事をしていないので、大抵家にいる」と言う事から我が家にやって来たらしい。

「何か困った事あっらた遠慮しないでいつでもおいで」と言って男子達を送り出した。やはり「おばちゃん」と頼ってくれる子は可愛いと思ってしまう。

なんだか……ちょっと嬉しかった。

そう言えば娘と公園に行っている時も「ボールが木に引っかかった」と言われて、自宅から箒を持ってきてボールを取ったり「怪我した」と言われて、鞄に常備している絆創膏で手当したりしていたなぁ……と懐かしい事を思い出した。

子ども達が何かあった時、周囲の大人に頼るって良い事だと思う。本当にいつでも頼って欲しいし、気軽に頼ってくれるような存在でありたいと思う。

歳を重ねるごとに「少しでも人の役に立ちたい」と言う気持ちが強くなっている。

そうかと言ってボランティアに燃えるとか世の中を良くするために何か活動をするとか、そこまで出来る訳じゃない。

しかし私は公園の近くに住んでいるのだから、公園で遊ぶ子達を見守ることで、少しでも子ども達の役に立てたらいいな……と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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