週末、土曜日に家族で一心寺へお参りに行ってきた。
お盆時に夫の実家のお墓参りには行ったのだけど、今年は私の実家のお参りには行っていなかったのだ。実家の母が一緒にいく予定で動いていたのだけれど、色々あって水に流れ現在に至る。
見かけによらず信心深い夫が「一心寺にも行っといた方がいいんじゃない？」と言ってくれたので、お盆には遅れてしまったけれどお参りに行くことになったのだ。
一心寺には「骨仏」と言うシステムがある。納骨された骨を集めて仏像を作って供養するのだ。辻仁成の名作『白仏』にも、一心寺の骨仏とは違うけれど骨仏が登場するので興味のある方は是非。
我が家の場合、信心深くて骨仏にした訳ではなくて、当時は貧乏の絶頂でお墓を建てるどころではなく、父も「死んだら一心寺でいいよ」と言っていたのでお願いしたに過ぎない。
しかし一心寺は大阪市内にあり、大阪府内に住んでいる限りお参りしやすい場所にあるので、結果的には良かったと思っている。
一心寺は以外にもけっこうな人で賑わっていた。
我が家のように「お盆に行けなかったので」と言う人が多かったのかも知れない。それでも例年よりも空いていて、しかも土曜日は比較的涼しかったのでお参りにいく道中も、お寺でのお参りも楽ちんだった。
暑い中、人混みにもみくちゃにされながらお参りするの大仕事って感じだけど、今年は思いがけずゆっくりとお参りする事が出来た。
お参りの後は天王寺で昼食。夫が『ペプシを飲んだらモスバーガーをプレゼント』と言うペットボトルに付いているクジでモスバーガーを当てたので、それを使うためにモスバーガーへ言った。
モスバーガーへ行くのは数年ぶり。
軽く昼食を済ませて帰ろうとしたらモスバーガーのある地下商店街で「子どもの縁日」がやっていた。商店街で買い物したレシートで「金魚すくい」「スーパーボールすくい」「サイコロゲーム」が出来るというもの。
我が家は2回分の券をもらった。娘が遊ぶのはもちろんだけど「お父さん、お母さんもどうぞ」と促されたので私は「金魚すくい」を。夫は「スーパーボールすくい」と「サイコロゲーム」をした。そして夫はサイコロゲーム1等をゲット。娘は女児向けの玩具をゲットした。
もう何度となく日記にも書いているけれど、夫の引きの良さは凄いと思う。
娘も夫も懸賞だろうがクジだろうが「出せば当たる」「引けば当たる」と思っているふしがあるけれど、私は「世の中そんなもんじゃない」って事を彼らに伝えたい。
世の中に上手い話なんて無いし、クジ引きは大抵当たらない。とは言うものの今回は「死んだ父が孫にプレゼントしてくれたんだろう」と思うことにした。
ともかく遅ればせながらもお参りが出来て良かった。私はどちらかと言うと信心深い方ではないので夫がそう言うタイプじゃなければ、行っていなかったと思う。夫に感謝。
