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職場飲み会が好きな人は友達いない説

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年度末と言うことで「お別れ会」的な飲み会が行われる。もう何度となく書いているけれど私は職場の飲み会が大嫌いだ。

前職場(放課後等デイサービス)の時は社長の方針で「スタッフ同士のプライベート的な交流は禁止」ってルールがあったので、職場での飲み会は一切無かった。これに対して不満を持つスタッフは多かったけれど、職場の飲み会大嫌い勢としては渡りに舟の素敵なルールだった。

今の職場に転職してからはコロナ禍ってことで飲み会は全面的に禁止されていた。しかし、昨年コロナが5類になってからは飲み会が解禁。何やかんやと飲み会がある。

「2月にも医療有志と保育有志の交流会」みたいな飲み会があって、私は自分が知らないうちにメンバーに入っていた。なので「2月に飲み会あったし、飲み会はもうゴメンだ」と思ったものの、歓送迎会的な意味合いがあるとなると流石に断れなかった。

今の職場は人間関係がギスギスしまくっているけれど、私の所属するチームは意外と平和。そして特に嫌いな人はいなくて話やすい。だけどプライベートで付き合いたいかと言うとそうではない。

だって話が合わないんだもの。話をしていてちっとも楽しくない。私、アイドルとかジャニーズとか興味ないし。イケメンとか興味ないし。スポーツもまったく興味ないし。推しもいない。

趣味の話がしたいなら自分と趣味の合う友達とした方が良くないですか?

もしかして…だけど、職場の飲み会が好きな人って友達いないの?

娘にそんなことを愚痴ったところ娘は言った。

お母さんの友達の定義は狭過ぎるんだよ。たぶん…だけど職場の人達はお母さんの事を「職場の友達」と思ってる。だけどお母さんは同僚としか思ってない。その時点ですれ違ってるよね?

……確かにそうかも知れない。

そして娘はさらに続けた。

きっと職場の飲み会を企画する人はインスタに「職場の仲間と飲んできました」みたいな写真アップして「いいね」してもらうんだよ。そしてそういう関係を友達だと思ってるんだよ。

……一理ある。

友達の定義が違うのならば仕方がない…みんなみんな生きているんだ友達なんだ。いずみたく作詞『手のひらを太陽に』の歌詞が心に染みる。ミミズやオケラやアメンボでさえ友達なんだ。職場の人だって友達…なんだろうな。

私に足りないのは職場の飲み会をキッパリ断ることのできる強メンタルだと思う。

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