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娘への遺言。

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最近、私よりちょい上の有名人の訃報に接することが多い。

だけどよくよく考えてみたら人生50年の時代からすると50歳以降はいつ死んでも不思議ではない…ってことだ。思えば私の父も夫の父も50代で亡くなっている。

私としては看取るべき人(義母・実母)を看取って、出来ることなら夫や親友のFや実弟を看取ってから最後に死にたいと思っているけれど、絶対に大丈夫って保証はどこにもない。

私は同じ年齢の人からすると健康な方だと思っているど高齢ドライバーの運転するプリウスロケットが突撃してきたら逃げおおせる自信は無いし、そうでなくても不慮の事故だの突然の病気で急死する可能性だってあるのだ。

そう考えると娘にも言うべきことは言っておかなきゃいけない。ちゃんとした遺言…ってほどの話じゃなくて、心構えとか対処方法みたいなところ。

今のところはこんな感じで伝えている。

母は今のところお婆ちゃん達と、お父さん、◯◯おじちゃんを看取ってから死ぬ予定だけど無理やったらゴメンやで。

もし母が突然死んでも「親孝行できなかった」とか悔やむ必要はないよ。母は結婚してから楽しく暮らしてきたので心残りは1つも無い。早過ぎる死は残念かも知れないけど「介護状態を経験しないまま元気に生きて死んで良かったね」くらいに思っておいて欲しい。

お父さんはお母さんが死んでもちゃんと暮らせると思うけど、一般的に男性は女性よりも社会性が低いと言われている。男性が仕事を辞めて退職してから1人暮らしになった場合、対人関係が薄くなって面倒くさいことになる可能性がある。もしあなたがお父さんと別居しているのなら、犬を飼うことを勧めてみて。

お父さんは動物好きだし責任感強い真面目なタイプだから、犬のために頑張るし散歩で外に出るだろうから、犬友達ができるはず。そして犬はお父さんの良きパートナーとなってくれる。ただしお父さんが65歳過ぎているなら犬はNG。お父さんが犬の最後を看取れないようなら飼うのは勧めちゃ駄目。

……と。今のところはこんな感じ。随時アップデートしていく必要があるだろうけど「もしも」の時のために口伝えでも何か言っておいた方が良い気がしてきた。

今の私の野望は「看取るべき人を全員看取って身綺麗にして死ぬ」ってことだけど、そんなに都合良くいくだろうか? 答え合わせが出来るのはかなり先の話。

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日記
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