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この夏は暑中見舞いを書けなかった。

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今年は暑中見舞いを書かなかった…と言うか、書けなかった。

毎年、年賀状については儀礼的な感じで裏も表も業者印刷で作っているけれど、暑中見舞いとクリスマスカードは大事な友人達に手書きで出していた。

しょっちゅう会えない友人の顔を思い浮かべつつ「この人にはコレが良いんじゃないかな」などと、友人をイメージするポストカードを選ぶのは楽しい時間だし、郵便局で可愛い切手を買うのも楽しい。

だけど今年はポストカードや切手を買いに行ってペンを取って文章を書くだけの身体と心の余裕がなかったのだ。

完全に夏の暑さと仕事のキツさにやられている。

「映画観たり、ブログ書いたりして楽しそうにやってるのでは?」と言われてしまえばそうなのだけど、それらは私にとって積極的なストレス解消と言うか、心身がくたびれ果ててしまわないために書いてる。

今の何倍も心身ともに追い詰められていた独身の頃でさえ、WEB日記を書く事だけは欠かさなかった。何なら「表日記」「裏日記」みたいな感じで…良い子的な日記と恨み辛みをぶちまけた日記の2本立てで書き散らしていた時期さえある。おかげで実生活では不貞腐れる事なく厳しい時期を乗り切ることができた。

それに対して友人へ送る暑中見舞いは私にとって純粋な趣味でしかない。イッパイイッパイの現状では手が回らないのだ。

そう言えば昨年、毎年お誕生日カードを送っていた友人に「私も50歳になったのでお誕生日カード送るの辞めます。色々しんどくなってくると思うから」みたいな事を書いたのだけど、今にして思えば正解だった。

パソコンに向かってキーボードを叩くことは出来てもペンを持って何か書くだけの余裕がないのだ。私は夏が好きだし、寒さよりも暑さの方が得意だと思っていたけど、年々暑さに弱くなっている気がする。私が暑さに弱くなったのではなくて、年々暑さが厳しくなっているだけなのかも知れないけれど。

そして仕事。こればかりは自分軸で進めていけることではないので、現状も先のことも予想できない。

何にせよ、この夏は無理をしないで元気に秋を迎えたい。そして、来年は暑中見舞いを書けるくらいの余裕があることを願う。

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日記
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