つい1週間ほど前「中2娘のワクチン接種の予約が取れない」と嘆いていたのだけど、奇跡的に予約が取れてしまった。
私の住んでいる自治体はワクチン接種に関してグダグタで近隣市に較べて明らかに遅い。若い世代の集団接種に関してはいまだ予約さえ出来ない状態で、若い世代どころか中年世代の人でさえ、かかりつけ医がなければ接種出来ていない状態。
「子どもは重症化しないからワクチン接種しなくても良いのでは?」って話もあるけれど、娘の通っている中学ではちょくちょく陽性者が出ていて「いつ休校になっても不思議じゃないから」とオンラインが授業の説明会が行われるような状況。
集団接種は予約さえはじまっていない状況だけど「どの年齢の方でもワクチン接種OKです」という個人病院もあり、私がコロナ休業中にあちこち問い合わせたり、足を運んだりしたものの見事に惨敗。
「これは集団接種の予約大会に参戦するしかないな…」と覚悟を決めていた。ワクチン接種は早くて10月。下手すると11月になるかも知れない流れ。
そんな中、先の金曜日に娘が「なんだか副鼻腔炎っぽい気がするので耳鼻科に行った方が良さそう」と言い出した。娘は基本的には健康な子なのだけどスギ花粉等のアレルギーを持っていて、小さい頃からかかりつけの耳鼻科があるので、土曜日の朝イチで耳鼻科に出向いた。
娘のかかりつけの耳鼻科はワクチン接種を行っていて、診察の合間にワクチン接種を受けている人がいた。もちろん予約が取れないかとチャレンジしてみた訳だけど、その時は見事に惨敗して予約を取ることが出来なかった。
診察を終えて会計を済ませた時、嘘みたいに素敵な話が舞い込んできた。
「週明けの月曜日、ワクチン接種のキャンセル出ました」
秒の速さで手を上げたよね。なんと言う奇跡! 娘のワクチン接種は10月以降だと覚悟していたのに、まさかこんな早くに接種出来るチャンスが舞い込んでくるとは。
……そんな訳で中2の娘もめでたくワクチン接種を受けることになった。スムーズに進めば9月中に2回のワクチン接種を完了することができる。
ワクチン接種をしたとしても抗体がつくまでは時間がかかるし、接種したからと言って「絶対にコロナに感染しない」とは言うものの、感染の可能性も死亡する可能性も激減するとのことなので、素直に嬉しい。
娘、なんか持ってるなぁ。奇跡のラッキーチャンスに感謝の気持ちで一杯。調子を崩して耳鼻科に行っていなければ、このチャンスを掴むことは出来なかった。
ありがとう。そしてありがとう。ここ数日中で1番嬉しい出来事だった。