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姉妹 吉村達也 角川ホラー文庫

読書録には、ほとんど書いていないのだけれど、私は吉村達也の書くホラー小説が大好きだ。

クレイジーな人間を書かせたら、この人の右に出る人はいないんじゃないかとさえ思う。

それくらい好きなのだが……この作品はいただけなかった。ものすごく作り込まれているとは思った。だが、しかし『姉妹』は作り過ぎなのだ。凝り過ぎて支離滅裂だった。

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姉妹

読んでいて、途中なんどとなく「読むのが面倒臭くなってきたなぁ」と思ったほど、メチャメチャだった。

俗に言うと「メディアミックス」って形も良くなかったのだと思う。

韓国映画の『箪笥』の秘密を解く小説として出版されたようなのだが、表紙に写真が使われたことで、作品のイメージを固定化してしまったのは失敗だったとしか言いようがない。

「メディアミックス」という手法は、文芸の世界だけでなく、アニメにゲームにテレビに映画と、あらゆる融合がある訳だが、思うに……メディアミックスという手法が有効に使われるってことは、あまり無いような気がする。

「作品がヒットしたから映画化」というのと、最初から「映画と小説の2つを絡めて」とか「ゲームと漫画を同時進行で」とか言う場合は、足の引っ張り合いが起こることはあっても、成功するのは至難の技かと思われる。

小説の舞台が韓国ってあたりも、いまひとつハマれなかった要因かも知れない。

登場人物達の言動が、いまいちしっくりこないのだ。同じネタでも、韓国の作家さんが書いていれば、印象はグッと変わっただろうと思う。

残念ながら「面白くなかった」としか言えない1冊だった。

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