梅雨明けしたとたん、夏が本気を出してきた。
コロナ以降、夫と私は週末になるとウォーキングに精を出しているのだけれど、梅雨明け宣言がした翌日は「暑くなる前に歩きに行こう」と言うことで、いつもより早く家を出ることにした。
その日は娘が朝練で早く出ていくので、午前6時に朝食を食べて「食後の散歩」と言うことで、午前7時前に自宅を出たのだけれど、それでも外は猛烈な暑さだった。
山の神社にお参りに行く予定だったけれど、あまりの暑さに「これは熱中症になりかねないね」ってことで20分歩いたところで引き返すことにした。
「暑い」と言っても気温は30度を越えるほどではなかったと思うのだけど、歩いている途中で立ちくらみを起こして夫に助けられることになってしまった。
自分で言うのはなんだけど、私は健康優良中年で悪いところはまったくない。ギックリ腰を起こして苦しむこともあるけれど、筋トレとウォーキングをはじめてからギックリ腰もご無沙汰していて、49歳にしては健康だと思う。
なので、まさか自分が暑さごときで立ちくらみを起こすとは思っておらず、心底ビックリした。
そばに夫がいてくれたので大事には至らなかったけれど、1人でいる時だったり、交通量の多い道路で自転車に乗っている時だったりしたら色々な人に大迷惑を掛けていたところだ。
残念だけど私は自分が感じている以上に年をとっていて、夏の暑さに順応出来なくなっている…ってことを思い知らされた。
ウォーキング中の立ちくらみは私にとってショックな出来事だったけれど、あのタイミングで良かったと思っている。
「この夏は絶対に無理しない」と心に決めた。
数年前。WEBで仲良くなった同世代の友人が熱中症で亡くなった時は、哀しかったし、なんだか納得がいかなかった。「どうして熱中症なんかで死んでしまうのか? 防げたことではなかったのか?」と。
熱中症で倒れて救急車で搬送されたり亡くなったりする人のニュースを見ても他人事だと思っているところがあったけれど、ぜんぜん他人事じゃなかった。熱中症で倒れたり亡くなったりする人達は、まさか自分が熱中症になるなんて思ってもいなかったのだと思う。
そんな訳で、とりあえず家族が手に取りやすい場所に塩タブを設置。通勤カバンにも塩タブを入れたし、夫にも娘にも塩タブを持ち歩いてもらうことにした。もちろん水筒は常に携帯する。
家族が手に取りやすい場所に塩タブを設置した。通学カバンにも塩タブ入れておくようにと娘に通達。学校には余計な物を持っていっちゃ駄目なんだけど、学校遠いし部活帰りにしんどかったら食べる…みたいな感じで。夏が本気出してきたので、こっちも本気で対策する。
— 白蓮@ゆらら (@yurarra) July 18, 2021
家でエアコンをつけることは躊躇わない派だけど、外にいるとの対策は甘かった気がする。これからは全力で夏の暑さを回避しようと思う。食事もしっかり食べて(いつも食べてるけど)、休憩する時間も大事にする。
なんだか意識低い感じがするけど、この夏は「元気に夏を乗り切る」ってことを第一に考えて過ごそうと思う。