コロナウイルスの影響が笑えないことになってきた。
つい先日まで「娘が花粉症なのにマスクが見つからないのは困るよなぁ」なんて、暢気なことを言っていたのが嘘みたいだ。
正直、ここまで大事になるとは思ってもみなかったので困惑している。
まず最初に驚いたのが娘のミュージカル教室の発表会中止。
公共のイベントであと2回、舞台に立つ予定だったの2回とも中止になってしまった。お世話になった先生や仲間と別れの挨拶をする機会さえなくミュージカル教室は解散。「発表会分は返金します」との事だけど、あまりにも切ない。
この状況なので発表会が中止になってしまうのは仕方がないにしても、仲間と別れを惜しむ機会さえないだなんて。
ミュージカル教室から連絡があり「娘が哀しむだろうな」と途方に暮れていたら、追い打ちをかけるように地元公立学校の休校が発表された。
卒業式は今のところ「規模を縮小して行います」とのことだけど「状況によっては中止する可能性があります」との但し書きつき。卒業式が行われるかどうかも分からない状況だ。
これも仕方がないとは言うものの、卒業式が中止になったら残念過ぎる。我が家は夫が有給休暇を取ってくれていて、夫婦して楽しみにしていた。
クリスマス前に卒服(卒業式に着る服)を買って「いよいよだね」って時にこの仕打ちである。
何もかも残念過ぎるけれど、受け入れるしかない。安倍首相の思い切りは悪くないとは思うものの、その思い切りは春節の前に発揮して欲しかったと思ってしまう。
なんと言うか、ガッカリ感も半端ないのだけど、今年卒業を迎える子ども達は人生レベルで「あの時は酷かったよね」と披露出来る持ちネタをゲットした訳だ。
もう、この際だから存分にネタにして強く生きて欲しい。
恨み節をぶちまけたところで、どうにもならないので、自宅に軟禁される娘が少しでも楽しく過ごせるような工夫をして、この局面を乗り切りたいと思う。
コロナの馬鹿。もう知らない!