久しぶりに義母の事など。最近、何も記録していないけれど病院通いは継続中。そしていまだ退院の目処は立っていない。
急性期医療病院からリハビリ病院に転院した義母は毎日リハビリを頑張っている…と言うか頑張らされている。
人気のリハビリ病院と聞いていたけれど、なるほど納得の手厚さでリハビリは1日3回。基本的に「しんどい事は頑張りたくないでござる」の義母も強制的にリハビリに連れ出されているらしい。
お見舞いに行っても入院しているのは高齢者ばかり。あちこちで高齢者がリハビリに励んでいる。
現在義母が入院しているリハビリ病院は比較的新しく建てられている分、設備的なところが色々と行き届いていて素晴らしい。
特に病棟内のトイレの配置には感心させられた。
一般的な病院だと「西病棟に1つ。東病棟に1つ」みたいな感じでトイレを配置しているパターンが多いのだけど、義母が入院している病院の場合、いくつかの病室ごとに車椅子ごと入れるトイレが配置されているので、入院患者は自分の病室に近いトイレを利用する事が出来るのだ。
車椅子を利用している患者さんや、義母のように歩行器を使っている患者さんが多いので、トイレが近くにあるのは本当にありがたい。
義母の容態なのだけど結局のところ腰椎圧迫骨折がちゃんと治療出来ていないのが原因とのこと。
義母は腰椎圧迫骨折をした時、医師の指示を全く聞いていなかったのだ。今のところは手術をしない方向で…と言う事らしいけれど「ちゃんとコルセットを付けないなら手術しますよ」と毎日、言い聞かされているらしい。
認知症疑惑の件については賛放置。正直、私の目から見ると「ん?」と思う部分があるのだけれど、義母の身の振り方の最終的な判断は義兄に託されていて、なんとなくだけど今回は「退院したらとりあえず元の生活に戻す」と言う方向になる気がする。
この件に関しては、何が最良の選択かは分からないのだし「なるようになる」と言うことで深刻に考えない事にした。
義母の精神状態は大分落ち付いてきたようだ。
私に「救急車で運ばれた時は汚い事任せてすまんかったなぁ」と、ようやく当時の事を振り返るようになっている。
最初の頃は「次はいつ見舞いに来てくれる?」と聞いていたのが「そんなにしょっちゅう来なくて良いよ」と言うようにもなった。
ただ、少し落ち着いてきた分、愁傷な気持ちが無くなっていて、腰にコルセットを付けることや、リハビリをする事に対して「やらされている感」が見て取れて「これ、退院したら間違いなく逆戻りだわ…」としか思えないところが心配ではある。
退院の目処は立っていないと言っても、リハビリ病院もそう長くはいられないはずなので、追々対処していく必要があると思う。
義母の事については長期戦になりそうなので、しゃかりきにならず付き合っていきたいと思う。