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ホテルニューアワジと淡路島の旅。

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娘の大学合格&お疲れ様会ということで、家族旅行で淡路島に行ってきた。

家族旅行は3年ぶり。高校3年間、娘は部活最優先だったので、娘の部活と親の予定が合わなくて長らく旅行には行けなかった。

万事地味に暮らしている我が家だけれど「家族旅行はこれが最後だろう」という予感めいたものがあったので、娘に「贅沢プランでいいよ。ただし父も母も年度末は仕事パツパツなので1泊2日近場限定で」と聞いたところ「CMでしか知らないホテルニューアワジに泊まってみたい」と言うので、ホテルニューアワジに決めた

年末に宿の予約、年が明けてからエステの予約を取った以外のプランはすべて娘に託した。1校しか受けない大学受験の合否も分からないうちから宿を取るのはクレイジーではあるものの、実のところ「娘ならやってくれるだろう」という謎の信頼感があったので躊躇いはなかった。落ちていたら泣きながらキャンセル料を払えばいいかな~くらいのノリ。

娘が無事に合格を果たしたので、心置きなく旅行へ行くことができた。淡路島までの道のりは在来線&高速バス。三宮から淡路島行きの高速バスが出ているので、それに乗って洲本バスセンターまで。途中、ニジゲンノモリなんかもあるけれど、娘はヲタクではないので興味が無かったみたい。たぶん私と夫だけだったら、ドラクエと進撃の巨人あたりで楽しめたと思う。

昼前に洲本バスセンターに着いてお昼ご飯。娘が「サワラ丼を食べたい。新島水産ってとこが美味しいみたい」と言うのでタクシーに乗って新島水産へ。タクシー料金は4500円。娘は「すぐ近くにある」と思っていたらしく、タクシー料金の高額さに驚いていた。なお私も夫も分かっていたけどそこは何も言わなかった。

さらに面白かったのは新島水産でサワラ丼が無かった…ってこと。「まだ旬じゃないんですよ」とのこと。仕方がないので私と娘はお刺身定食。夫は海鮮丼定食を食べた。お刺身定食、さすがの美味しさだった。

お刺身定食

お刺身定食

お刺身の美味しさもそうなのだけど、普通のお味噌汁が驚くほど美味しいのだ。出汁が違うのだろうなぁ…と感心した。淡路島の特産品である玉ねぎの天ぷらも甘くて美味しかった。

新島水産からホテルニューアワジまでは「身体を動かさないとお腹空かないから歩いていく」とのことで、親子3人延々と歩いた。途中、土地の神社に手を合わせたり、景色を眺めたり。伊能忠敬界隈を自負する私達夫婦にとっては昼飯後の良きウォーキングだった。

淡路島ウォーキング

淡路島ウォーキング

そしてホテルニューアワジ。テレビCMでしか観たことないヤツ!

ホテルニューアワジは昔からある温泉旅館だったけれど、改装に改装を重ねて巨大温泉リゾートって感じになっていた。そもそも周囲が「ホテルニューアワジ村」みたいになっていて、従業員宿舎が林立していた。

ホテルニューアワジ

ホテルニューアワジ

お部屋付きの仲居さんは20代と思しき若い女性だった。施設の説明の後で「お風呂は3箇所ありますが、湯賓閣の“天宮の雫”はリファのドライヤーがあるのでオススメですよ」と教えてくれた。リファのドライヤーで娘のテンションが一気に上がる。

ホテルニューアワジ客室

ホテルニューアワジ客室

まずは天宮の雫でひとふろ。天宮の雫はホテルニューアワジのCMそのままの光景だった。温泉なので写真を撮れないのが残念だけど、海の見える温泉で本当に気持ちが良かった。なお日の出の風景が最高とのこと。明日の朝はここで日の出を見ようと心に誓う。

ひとふろ浴びた後はホテル内のエステ施設バンクンメイで家族3人、オイルマッサージの施術を受けた。バンクンメイは男性の利用もOKとのこと。夫は55歳にして人生初エステ。私と娘は無言でエステティシャンのお姉さんに身を任せていたのだけれど、夫は60分喋りっぱなしだったらしい。タイ式…と言うけど源流はインドにあるとか、バンクンメイは神戸・芦屋などにも店舗があるとかイッパシの知識をゲットしていた。ある意味、私や娘よりも夫の方が充実していた…まである。

お風呂とエステの後は夕食。夕食は部屋食だった。昔の旅館の部屋食と言うと座敷に正座して…というスタイルだけど、テーブル配膳だった。膝の悪い高齢者層に配慮した感じなのかも。若い仲居さんは配膳後に「よろしければお写真撮りましょうか?」と家族写真を撮ってくれた。昨今はこんなサービスもしてくれるのね。

ホテルニューアワジの夜

ホテルニューアワジの夜

料理はどれもこれも美味しかった。お昼間、食べ損ねたサワラがタタキで出てきたので、娘のサワラ欲も充たしてくれて良かった。アルコールは地酒を飲んだのだけど、正直これはお値段ほどではなかった気がする。日本酒は米どころか、そうでなければ水の良い地域の方が強いんだなぁ~などと。淡路島はそこはちょっと弱いかもね。

夕食の料理

夕食の料理

夕食後、娘と夫は再び大浴場へ。私は力尽きて部屋でゴロゴロ過ごした。

翌朝は「露天風呂で日の出を見る」を有言実行。天宮の雫で湯に浸かりつつ、朝日が昇ってくるのを眺めた。なんかね…妙な連帯感があって面白い空間だった。「明るくなってきたね」とか「あっ…出てきた」とか、そこにいた女達が連帯していたというか。ちなみに男湯は全員無言だったらしい。男女でコミュニケーションの型が違うっぽい。

写真は天空の雫の休憩スペースに面したテラスから撮ったもの。海だの山だので見る日の出、日の入りは2割増素敵に見えるね。

ホテルニューアワジからみた日の出

ホテルニューアワジからみた日の出

朝食はビュッフェスタイル。和洋、どちらで攻めるか悩んだ末に洋にした。海鮮の美味しい地域なので、お味噌汁も焼き魚も美味しいに決まってるんだけど、自分では作れない美しいオムレツとかバゲットで作ったフレンチトーストが食べたくて。文句無しの美味しさだった。

朝食

朝食

朝食後は昨日利用しなかった大浴場、棚田の湯に浸かってきた。景色だけで言うなら天宮の雫が上だけど、観葉植物があしらわれている棚田の湯もリゾート温泉感があって甲乙つけがたい感じだった。ちなみに部屋のアメニティ(化粧水等)はPOLA製品だった。化粧品にこだわりの無い人なら、何も持たずに宿に行っても良い感じ。

チェックアウト後はホテルの送迎バスで洲本バスセンターまで送ってもらって、渦潮クルーズを目指して路線バスで福良へ。福良でお昼に淡路島バーガーを食べた。

淡路島バーガー

淡路島バーガー

「ハンバーガーなんて、どれも似たりよったりでしょ?」と期待していなかったのだけど、これが予想外に美味しかった。ソースの味で誤魔化すタイプのものではなくて素材が美味しくて驚いた。薄味…と言うのとは違っていて、普通に美味しいというか。大満足だった。

そして渦潮クルーズ。大潮のタイミングだったらしく、しっかり巻いている渦潮を見ることができた。卒業旅行を意識してか「卒業おめでとう」の旗をかかげた船が並走してくれたりしてサービス満点だった。

鳴門の渦潮

鳴門の渦潮

2月にしては暖かい日ではあったものの海の上は風が強くて陸地より寒かった。渦潮クルーズの券売機付近でも寒さについては解説があるので、利用されるのであれば船上の気温は要確認。

タクシーから観た虹

タクシーから観た虹

渦潮クルーズの後は福良から徳島港までタクシー移動。徳島港までは有料道路料金込で17,380円のお支払い。タクシー移動中に大きな虹を見た。何か良いことある気がする…知らんけど。

徳島港からは南海フェリーに乗って和歌山港へ。短時間ではあったけれど、船旅ってのも悪くないね。和歌山市駅から特急サザンで大阪に帰った。

ここまで読んでくださった方の中には「サワラの旬は春だから、そもそも無理じゃないですか? バスとか船移動はアリとしてもタクシー料金、高くないですか? レンタカーとかで良くないですか? 車移動しない派だったとしても効率悪過ぎませんか?」と思われると思う。それについては私も同意。

だけど今回の旅行は「娘に失敗の経験をして欲しい」というところがコンセプトだった。友達だったらギスギスしていたと思うのだけど、親なら無問題。娘も「タクシー代、かかり過ぎた…」というところは理解していた。

今回は資金の提供元が親だから、失敗しても良いんじゃないかい?

若者は検索とAI情報を信じているけど、老人は検索とAI情報の穴を経験的に「1次情報しか勝たん」と知っているので、電話等何らかの手段で確認するけど、経験値の低い若者にそこまでの動きをするのは難しい。身を持ってやるしかないよなぁ~って思っている。

今回の旅行は家族全員楽しめたし、娘も良い経験が出来たんじゃないかな。

娘の性格からして、次の家族旅行は私達が押しも押されぬ老人になった時に、娘が「親が死ぬ前に親孝行しとこうかな~」って連れて行ってくれるまでないと思う。今後の旅行は友達とか恋人と行ってくれ。

それはそれとして。私は至れり尽くせりのホテルニューアワジをすっかり気に入ってしまったので、夫と2人…もしくは気の合う友人とまた行きたい。

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日記
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