先日。1日10万歩ウォーキングをしてみて色々と思うところがあったので記しておく。
自衛隊の関連に100キロ行軍と言うものがあるけど、それってどうなんだろう…とか、24時間テレビの100キロマラソンも出来なくはないよな〜とか。
自分が体験したことによって色々な世界が見えてくるものだ。
自衛隊の100キロ行軍
自衛隊の100キロ行軍の場合。一般人がウォーキングやマラソンをするのと違って20キロの荷物を背負うそうだ。
そもそも20キロもの荷物を背負って歩くこと自体大変な訳だけど、自衛隊員は一般人と違って日頃からの鍛え方が違うからアリなのかも。
ただ時間的なところは厳しそう。私と夫は14時間かけて65キロ歩いている。
100キロ…となると、かなりハイペースで移動してるのだろうか? 重い荷物を背負って?
夫は「自衛隊の100キロ行軍は走る区間があるのでは?」と言っていた。猛ダッシュではなく駆け足程度であったとしても時間が長ければ長いほど疲労が積み重なるので「走る」ってのはアリかも知れない。
100キロマラソン
一方、24時間テレビの100キロマラソンの場合。
時間は24時間あるので途中休憩は可能。さらに言うなら専門のトレーナーからマッサージ等のメンテナンスを受けられるのは強いと思う。
ただし24時間テレビの場合、開催時期が8月末なので暑さとの戦いが予想される。体力の消耗を考えるといくら休憩を入れたとしても24時間以内に100キロ進むのはかなり厳しい。
1日100キロの徒歩移動
10万歩ウォーキングにチャレンジするより前。私達夫婦の最高歩数は7万歩だった。
なので「頑張ればあと3万は伸ばすのは可能なのでは?」と本気で思っていたけど実際やれた。
…とは思うものの想像以上にキツかった。
1日66キロ歩けた人間が100キロ歩くとなると残り34キロ伸ばせば良い…って話で、数字だけ見れば不可能では無いようにも思えるけれど66キロ歩いた時点でボロボロだったので、さらに距離を伸ばす…と言うのは無理過ぎる。
もっとトレーニングを重ねた上で歩き方や休憩の取り方を考えれば可能性はゼロではないだろうけど、少なくとも私はそこまで追求しようと思っていない。
ただ人間が1日で移動可能な距離として「100キロ」ってのはギリギリ可能だろうな〜とも思う。自衛隊員やプロのアスリートではなくても若くてトレーニングを重ねた人間ならやれそうな気がする。
努力と訓練を重ねれば人間が1日100キロ移動することは可能だと思うけど、身体の負担を考えると軽率にやるものではない。過度の運動は関節とか筋肉だけでなく腎臓にも負荷がかかるとのこと。
10万歩ウォーキングをしてみて自分でもビックリしたけど夕食はしんど過ぎてアッサリしたうどんしか食べたくなかったし日除けのフェイスマスクをつけていたのに唇がガサガサに荒れてしまっていた。空気が乾燥している冬場でも日常生活で唇が荒れたことなんて1度もなかったのに。
66キロ歩いただけで、このザマである。100キロ歩いたらどうなるんだ…って話。
「100キロ歩かないと死ぬ」みたいな状況なら身体がボロボロになっても歩くだろうけど、そうでもなければチャレンジすることはないかな。
何にせよ1日10万歩のウォーキングは人生レベルでビッグなイベントだったし、やり終えた後色々なことを考える良いキッカケになった。健康で若かったら100キロウォーキングもチャレンジしたかも知れないけれど、年寄りの冷水にならないように1日10万歩で打ち止めとしたい。