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少しでも縁があった人。

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先日。出産まで働いていた会社の元同僚達と「久しぶりに3人で集まろう」って話になって急遽、ランチをしてきた。

私。今でこそパートの保育士だけど派遣社員として一般企業で働いていた。CADオペレーターだったので派遣先は工事関係が多く俗に言うところの男職場ばかりだった。体育会系でブラックだったけれど、ブラックだったせいかチーム内の人間関係は良好で、私は同僚達に家族や親戚に寄せるような気持ちを抱いていた。

役職が上の上司は叔父だったし、年上の同僚は兄(姉)兄。年下だったらは弟(妹)みたいな感じ。女性は3人しかいないチームでCADオペレーターは2人と事務職1人。私と事務の女性は辞めてしまったけれど、年長のCADオペレーターは派遣社員から正社員登用されて、今は管理職になっている。

職場がバラバラになった後も元職場の同僚とは連絡は取り合っていた。コロナ禍前は行き来があったけれどコロナ禍を機にメールやLINEのみのやり取りだけの関係になっていたところ、ある事をキッカケに「直接会って話をしよう」ってことになった。

当時、チームで働いていた人が自死したのだ。私より2歳下の男性。出世してけっこうなポジションになっていた。

彼と私は偶然同じ市に住んでいて地元トークをする仲だった。当時、私は新婚だったけれど彼はすでにお子さんが2人いて先輩風を吹かせて「結婚生活とは」とか我が子に対する気持ち…みたいな話をしてくれた。

家族を大事にするタイプの人だったからご家族の気持ちを考えるとやり切れないものがある。

そして彼が亡くなつた数日後。別の同僚が亡くなった。その人はがん闘病中だったし「分かっていたとこ」ではあったものの、同世代の人間が立て続けに亡くなるのは辛過ぎだった。

ランチ会では馬鹿話ばかりしてお開きになったのだけど数日後、今でもその会社で働いている元同僚からにLINEで色々と報告…言うか話したかっただろうことがポツポツと送られてきた。

私はどちらかと言うとガッツリ人付き合いをするタイプではなくて「好きな人としか付き合いません」ってスタンス。

今回のような小さな集まりはするものの「みんなで会おうよ」みたいな集まりには行かないので、今回亡くなった人達とは17年ほど会っていない。さらに言うなら日々の生活の中で「◯◯さん、元気かな?」と思い出すことも、ほぼ無かった。

だけど自分の人生で少しでも縁があった人には幸せでいて欲しいと思う。幸せ…とはいかないまでも大阪弁で言うならば「ぼちぼちやってます」くらいの感じで。

これまでの人生で沢山の人と知り合ってきた。現実世界でもそうだしwebの世界でもそうだ。日々の生活で毎日彼らのことを思っている訳じゃないけれど、それでも「ぼちぼちやってます」くらいに、毎日ご機嫌で生きていて欲しい。

元同僚の御冥福を祈ると共に、縁のあった人達が元気で楽しく過ごしてくれていることを願う。

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日記
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