ちょっとした体調不良で病院に行ってきた。
左下腹部がじんわり痛む。便秘や下痢、出血等は無かったので「月経前症候群(PMS)の痛みだろう。よくあるヤツ」と思っていたのに数日経っても痛みが引かない。翌週は職場の卒退園式が控えている上に職員が多数欠勤するので休めない。「酷くなる前にどうにかせねば(使命感)」って事で、土曜日に婦人科へ行くことに。
結婚してからお世話になっていた最寄りの婦人科は知らないうちに閉院していた。ショックであったけれど高齢の先生だったから無理もない話。
昨今は婦人科・産婦人科が少なくて我が家から行ける婦人科は限られているため、電車に乗って数駅先の駅前クリニックビルに入っている婦人科を受診することに。今回は色々分かった事が多く思い切って受診して良かった。
51歳なのでてっきり更年期の一貫かと思いきや、そもそも私の年頃は閉経する頃なので更年期とは言わないらしい。そして残念な事に私の閉経はまだ先で元気にホルモンが分泌されてるとのこと。
ただ子宮にポリープがあるので後日、外来で切除してもらう事になった。まずまず良性だろうから心配ないとのこと。
そして「せっかくだから…」と血液検査をしてホルモン分泌状態を調べてもらうことになった。何でも血液検査で閉経時期が予測出来るとのこと。「見通しがたった方が生活しやすいでしょ?」って話。閉経時期まで予測出来るとは医学の進歩って凄いよね。
下腹部の痛みは婦人科ではなく大腸から来ているものだろう…って説明を受けたので、婦人科を受診した後その足で、これまた駅直結の大腸クリニックで診察を受けた。
大腸クリニックはホテルのような受付のイマドキ感ただよう病院でスタッフの皆さんも丁寧過ぎるくらい丁寧だった。「婦人科じゃない…って事はもしかして…大腸ガンとか?」とドキドキしながら、エコーと血液検査。
その結果…下腹部の痛みは腸炎だった。
抗生物質と痛み止めを処方されて「せっかくだから他の血液検査もしておきましょう」と中高年にありがちな諸々の病気の血液検査もしてもらってきた。こちらも結果はまた後日。
腸炎については「今は風邪くらいの程度ですが、酷くなったら入院することもありますよ」との事だったので、早めに受診して良かったと思う。普段、薬を飲まないので抗生物質が効けば欠勤せずに働けるだろう。
結果だけで言うと「最初から大腸クリニックに行っておけば良かったよね」っ話だけど、子宮にあるポリープが外来処置レベルで見つかって良かったし。閉経時期を予想する検査を受けられのも良かった。
「ちょっとした体調不良」は「ちょっと」のうちに専門医に診てもらった方が結果的には良い気がする。この週末は家でのんびり過ごして体調回復に務めようと思う。