コロナのおかけで誰もが多かれ少なかれ我慢を強いられている訳だけど、人間ってそれぞれ違う考え方を持って生きているんだなぁ…ってことをコロナ以降、強く思うようになった。
特別仲の良い間柄…って訳でもない人と世間話をする時って、無難にお天気の話と暑いの寒いのって話が多いのだけど、コロナ以降はコロナに関するストレスや意見を口にする人が多い気がする。
- 緊急事態宣言なんて無駄。外食行きたい。
- 緊急事態宣言解除して欲しい。買い物行きたい。
- とにかくアルコール解禁して欲しい。
- 映画館が休館とか意味分からん。映画観たい。
- このままじゃ舞台芸術が死ぬ。やらせてあげて欲しい。
- ワクチンの副反応怖過ぎる。ワクチンなんて無意味。
- コロナ怖過ぎる。ロックダウンすればいい。
過激な意見から自分本位な意見まで、意外な人が意外なことを考えていたりして驚かされることがある。
……結局のところ、みんなの意見が一致することはあり得ないし、究極的なことを言うとみんな好き勝手なことを言っている。「コロナが収まって欲しい」ってところは同じでも、結局のところ「自分にとって都合の良い生活を取り戻したい」ってことなのだなぁ。
そした私も自分勝手なことを思っている。
緊急事態宣言出してても良いし、外食出来ないのも我慢する。だけど図書館だけは開けてくれ…と。
図書館が使えないのがこれほど不便だとは思ってもいなかった。
私は独身時代バリバリ働いている頃から「市民税は図書館を利用するために支払いっている」と言う意識を持っていた。ある年、ふと「もし図書館で借りた本を新刊で買ってたら、どれくらいかかるんだろうな」と思い立って計算したことがあるのだけれど、当時私が収めていた市民税の額よりも遥かに高くて「税金はちゃんと払わなきゃいけない」と心に誓ったものだ。
……なので我が家はふるさと納税は1度たりともしていない。家族で図書館を使い倒させてもらっているのに、他の自治体にお金払うなんて、とんでもない話だ。
それがここへ来て図書館の休館である。
家にある本を読んだり、買って読んだりするものの、選び放題…って訳にいはいかない。ついでに言うと、街の書店が滅んでしまっているので「新鮮な活字」を手に入れることは難しい。
図書館が長期間閉まっているのがここまで不便だとは思わなかった。前回の緊急事態宣言では、途中から本の貸し出しと返却だけ再開してくれたのだけど今回はいまのところそんな様子もない。
……私だって分かっている。「図書館だけでも開て欲しい」ってのは私の自分勝手な希望だってことくらい。
誰もがそれぞれに「これだけは我慢したくない」ってことがあって、私にとって図書館は我慢したくないことの1つだった…ってことなのだ。
みんな好き勝手なこと言って.るので私も好き勝手なことを言う。
お願いです。早く図書館を開けてください。
【追記】てなことを書いたらWEBからの予約本受け取りのみ図書館再開のお知らせ。嬉しい…と言えば嬉しいけど、仕事で使う絵本や紙芝居をWEBで物色するのは難しいかも。
新着日記
よく読まれている日記