4月28日の日記に「突然更新がストップしたら、死んだと思ってください」と書きましたが、無事に中国から帰国しました。
帰国してすぐに旅行日記を書きたかったのですが、帰国後も双方実家の母達にサービスしたり、家族の時間を過ごしたりしていたら、日記どころではありませんでした。
ようやく日常に戻りつつあるので、少しずつ中国旅行について書いていきます。興味の無い方は華麗にスルーしてください。
中国旅行はトラブル続きで大変でしたが、予想以上に楽しんできました。私にとって人生2度目の海外旅行でした。
初めての新婚旅行でスペインに行った時は「スペイン、楽し過ぎる…夫の定年旅行はスペインに決まりだな」と思ったものですが、今では「スペインも楽しかっけど、中国もいいな」と思っています。
それくらい楽しい旅行でした。
天津航空6時間延着からの出発
4月28日。中国旅行初日。
大阪は5月とは思えないほど肌寒い日でしたが、家族全員元気に起床。朝食を済ませて、午後1時20分初の飛行機に乗るべく関西国際空港へ。
ことろが関空へ向かう電車の中で旅行会社から「飛行機が来ません。5時間ほど延着する予定です」との連絡が。
家を出発するまでなら、良かったのですがすでに関空近くまで着てしまっていて「一旦帰宅→再度、関空」と言う流れでは時間が足りない感じ。
仕方がないので行き先を変えて、関空近くにある有名な藤の花スポット信太宿の藤を観に行くことに。
時間潰しに苦戦する
信太宿の藤は前日まで藤祭りが開催されていて、その日は花を刈る日だったらしく、ギリギリセーフ。ある意味ラッキーだったかも。
以前からずっと観たいと思っていたけれど、確かに見事。公園ではなく個人宅ってところが、これまた凄い。
藤を堪能した後は、関空のアウトレットパークで時間を潰してから、集合時間に関空のカウンターへ。
実のところこの時点で、けっこう疲れている状態。
「待つ」って作業は地味に体力と気力を削られる。
さらに言うなら、私も夫もブランド物の買い物とか興味がないので、アウトレットパークとか行っても面白くない…って言うところもあったかも。
配給の食事
旅行会社が指定した時間に関空に行っても飛行機は予定通りに飛ばず、結局5時間どころか6時間の延着。
航空会社から「お詫び」とのことで、食事が支給されまたのだけど、なんだか災害時に配られる配給食って感じ。
娘はピビンバをチョイス。不味くもなく、美味しくもなく。
シーフードピラフはエビと謎の魚のすり身。美味しいとは言い難いけれど、疲れと空腹でそれなりに美味しく食べてしまえる不思議。
後で聞いたところによると、数時間の延着は中国の航空会社では「あるある事案」らしく「7時間待ったことある」とか「8時間待ったことある」なんて話もチラホラ。
私達家族の目の前でたくさんの飛行機が飛び立っていきました…。飛行機に乗る前からクタクタになっていると言うまさかの展開。
テレビのニュースやなんかで「飛行機が飛ばずに空港で立ち往生している人」の映像を観たことはありましたが、まさか自分がそんな目に遭うとは!
不思議なことに、怒りや腹立ちの気持ちは沸かず、むしろ飛行機が到着した時は「ああ良かった…着てくれてありがとう」みたいな気持ちになってしまう不思議。
午後1時20分に飛ぶはずの飛行機が飛んだのは午後7時30分。ざっくりと6時間の延着。
天津航空の機内食。謎のチキンライス(?)
ハヤシライス的な感じでご飯と一緒に食べます。シャキシャキした謎の野菜が入っていて、それなりに美味しかった。左の野菜はミックスベジタブル。
中国に着いたのは午後11時前。
予定していた天津市内の観光は中止になり、そのままホテルへ直行。ホテルに着いたのは午前1時過ぎ。
ちなみに3泊4日でお世話になったのは北京5L飯店。格安ホテルでも、高級ホテルでもない、ほどほどのランクのホテル。
それなのに翌日は万里の長城へ行く予定だったので、朝は午前6時に起きて7時半出発と言うハードスケジュール。
そして、この飛行機の延着が、これから我が家の中国旅行記の予定をすべてをぶっ壊していくことになる。(2日目に続く)