Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

か行の作家

「か行」に属する作家の書いた本の感想です。さらに「」「」「」「」「」に分類していあります。お好きな作家の作品を探してみてください。

50音別作家一覧はこちら

スポンサーリンク

影を歩く 小池昌代 方丈社

相変わらず切れっ切れの面白さだった。 以前『裁縫師』と言う作品を読んた時に「最盛期の小川洋子と河野多惠子を足して2で割ったような作風」と書いたけれど、まさにそれ。小川洋子とか河野多恵子の好きな人なら高確率で刺さると思う。 小池昌...

ナイス・エイジ 鴻池留衣 新潮社

初挑戦の作家さん。一応、新人作家さんのくくりに入るのだけど、感覚が古くて困惑してしまった。今回はdisっていく方向なので、鴻池留衣が好きな方は読まない方が良いかもです。 芥川賞候補に入った作家さんらしいのだけど、どうなんだろうか? ...

僕は金になる 桂望実 祥伝社

ある家族の40年を描いた作品。桂望実の作品を読むのはこれで3冊目だけど、この作品が1番気に入った。 先に読んだ『明日この手を放しても』『諦めない女』ほど凝った感じが無かったけれど、しみじみ読ませるスタイルで、むしろ好みだ。 軽く...

介護士K 久坂部羊 角川書店

久坂部羊の作品は『廃用身』を読んで以来、すっかりハマっているのだけれど、今回もなかなかの読み応えだった。 久坂部羊は現役医師と言うことで、医療や介護をテーマにした作品を得意としている。今回はズバッと直球を投げてきた。 今回は多少...

四十歳、未婚出産 垣谷美雨 幻冬舎

『女たちの避難所』を読んでからというもの、すっかり垣谷美雨作品の魅力にハマり、以降「垣谷美雨は私の押し作家」として追いかけてきた。 垣谷美雨は現代に生きる女性を描かせたら天下一品。女を書かせたら天下一品と言うと桐野夏生を思い浮かべてし...

夜の谷を行く 桐野夏生 文藝春秋

あさま山荘事件事件に関わった女性の後半生を描いた物語。 あさま山荘事件は私が生まれた1972年に起こっている。私は母から「白蓮がお腹にいる時にテレビでずっとあさま山荘事件の映像を見ていた」と言う話を聞かされた育った。 しかし私は...

鵜頭川村事件 櫛木理宇 文藝春秋

表紙に惹かれて図書館で表紙借り。表紙から松本清張的オドロオドロシイ雰囲気が漂っていて「これは借りなければなりまん!」と言う使命感に駆られてしまった。 ジャンル的にはミステリになると思う。物語の舞台は1979年。題名の通り、鵜頭川村と言...

七十歳死亡法案、可決 垣谷美雨 幻冬舎文庫

題名の通り「日本人は七十歳まで生きたら何らかの方法で死ななければならない」と言う法律が可決された近未来日本の物語。2020年の設定で、法律が施行されるのは2年後の2022年とになっているので、遠い未来の話ではない。 題名からして攻めて...

炎の来歴 小手鞠るい 新潮社

本を読むのに適切な年齢とか季節なんて物は無いと思っている派だけど、高校生の夏に読んで欲しいな…と思ってしまった。物語は第二次世界大戦後の日本、アメリカ、ベトナムが舞台になっている。テーマは恋愛。そして戦争と平和。とにかく作品に込められた熱量...

夫のカノジョ 垣谷美雨 双葉文庫

題名を見て「なるほど。夫が不倫して苦悩する主婦の話ね」と思って手に取ったのだけど、題名からは想像出来ないようなコメディだった。2013年にドラマ化されていたようだけど、ドラマを観る習慣が無いので全く知らなかった。 夫の浮気に悩む主婦と...

あんずの木の下で 身体の不自由な子どもたちの太平洋戦争 小手鞠るい 原書房

図書館で娘の本を探していた時、ふと表紙に目が行ってしまったため手にとった。一応、児童書のくくりに入る本だけど、子どもよりもむしろ大人に読んでもらいたい作品。副題に「身体の不自由な子どもたちの太平洋戦争」とあるように、第二次世界大戦の時に障害...

幼年 水の町 小池昌代 白水社

ここ数年間の間で読んだエッセイ集の中でダントツに面白い1冊だった。面白いと言っても「笑える」と言う意味ではない。正しは「読み応えがあった」と書くべきなのかも知れない。小池昌代の書く文章は心にストンと落ちてくる感じがして大好きだ。 小池...

じっと手を見る 窪美澄 幻冬舎

この作品。恋愛小説と言う触れ込みになっているけれど、恋愛小説と言い切ってしまうには微妙かも知れない。これは恋愛小説として駄目だと言う意味ではなくて、恋愛小説の枠だけには納まり切れない作品だと言う意味で。私、窪美澄の作品が好きみたいだ。『さよ...

路上のX 桐野夏生 朝日新聞出版

相変わらず桐野夏生は面白いなぁ。お流石でございます! 桐野夏生に会って話をするチャンスなんて死ぬまで無いと思うのだけど、もし桐野夏生に会えたら聞いてみたい。「いつも、さも見てきたかのように書いていますが、あれは頭の中で生まれるんですか...

カネと共に去りぬ 久坂部羊 新潮社

名作小説のパロディ的な7つの短編からなる短編集。収録作は「医呆人」「地下室のカルテ」「予告された安楽死の記録」「アルジャーノンにギロチンを」「吾輩はイヌである」「変心」「カネと共に去りぬ」と題名を見ただけで「ああ…あの話か…」とピンとくるよ...

久坂部羊 いつかあなたも 実業之日本社

在宅医療(終末期医療)がテーマの短編小説集。医師である作者が在宅医療に従事していた時の体験を元に書かれたものとのこと。登場人物達にはそれぞれモデルがいるようだけどれっきとした小説。ただ、リアリティに溢れているので読んでいて相当キツイし結構グ...

嘘つき鳥 久世光彦 幻戯書房

今頃になって久世光彦のエッセイを読む事になるとは思ってもみなかった。久世光彦がこの世を去って10年以上経ってから、まだ読んでいない本を見つけるだなんて。どうやら没後に編集して出された本らしい。一応新作の体だけど久世光彦がお好きな方なら「あ。...

うなぎ女子 加藤元 光文社

あまりにも美味しそうな表紙だったので思わずジャケ借りしてしまった。私はお店でちゃんとした鰻を食べた経験が乏しいことも手伝って、鰻が大好物…ってほどでもないけれど、どちらかと言えば好きな食べ物だし、何より鰻は高級食材なので特別感や憧れがあるの...

銀河鉄道の父 門井慶喜 講談社

宮沢賢治の父親の視点から宮沢賢治と彼の父親を描いた作品。伝記ではなくあくまでも小説なので作者自身の解釈がふんだんに盛り込まれているかと思うのだけど、宮沢賢治が好きな方には是非呼んでもらいたい1冊。なかなか読み応えがあって面白かった。 ...

奴隷小説 桐野夏生 文藝春秋

奴隷をテーマにした7つの短編からなる短編集。「流石は桐野夏生!」と唸ってしまった。物凄く嫌な感じ(褒め言葉)の作品揃い。 道を歩いていたら突然上から鳩の糞が落ちてきた…くらいのレベルで「ああっ。もう!」って気分になってしまった。嫌な感...
スポンサーリンク