仲良しのご近所さんが育児支援施設で有償ボランティアをはじめた。
元保育士さんで子育てが一段落したので「そろそろ外の空気を吸いたいな」と思っていたところに「有償ボランティアのスタッフが足りないから手伝いに来てくれないかな?」と声がかかったらしい。
ご近所さんは「白蓮さんが作った玩具やYちゃんのポポちゃんがいまだに遊ばれていてビックリしたよ」と報告してくれた。
ポポちゃんと手作りベッド
子育てしない人にはピンとこないかと思うのだけど「ポポちゃん人形」とは抱っこ系お世話人形で同じくお世話人形の「メルちゃん」と人気を二分する女の子の人気の玩具。
メルちゃんがリカちゃん人形系の「筆で描いた目」と固い身体。ポポちゃんはリアルな瞳と柔らかい肌。
「ポポちゃんはリアル過ぎて怖い」と言うお子様も多く、幼児の中にもポポちゃん派とメルちゃん派があり、娘はポポちゃん派だった。
もう、すっかり忘れていたけれど娘が玩具を卒業する時に、ポポちゃん人形をはじめ、比較的綺麗に使っていた玩具を育児支援施設に色々寄付したのだった。
- ポポちゃん人形
- ポポちゃん用の手作りベッドと布団
- 木製台所
- 牛乳パックで作ったケーキ(ショートケーキを合体させるとホールケーキになる)
ポポちゃんはともかく、おかんアート的な手作り玩具を寄付するなんて申し訳ないかな…と思ったのだけど、管理者の方にお話したら「是非、譲って欲しい」とのことだったので「手作りなので、なんだったら捨ててください」とお譲りしたのだけど、捨てられるどころか今でも綺麗に使ってもらっているらしい。
そして意外な事に既成品のポポちゃんよりも私が作ったポポちゃんのベッド(引き出し付き)とケーキが大人気とのこと。
自分の作った物を誰かが使い続けてくれているだなんて、こんなに嬉しいことはない。
子どもの玩具って、その時どんなに気に入っていてもほんの一瞬で役目を終えてしまう。手作り品には思い入れがあったので「思い出として押入れに仕舞っておこうかな」と言う気持ちもあったけれど、お譲りして本当に良かった。
私が作った玩具が見知らぬ子ども達に愛されているだなんて、想像しただけでも胸キュンだ。
「だからどうした?」って話でもないのだけれど、嬉しかったので日記に記しておくことにする。
そして。ダラダラと書くのは恐縮なのだけど、ここまで書いてみてふと「もう写真は無いけど、もしかしたら、昔書いてたエンピツ日記に画像が残っているのでは?」と探してみたら、あったのだ!
当時はスマホなんて無くて携帯電話で撮った写真なので画像は荒いけれど、ちゃんと日記にアップしてあった。
手作りのケーキ
手作りケーキ【当時の日記】
牛乳パックで作ったケーキ。ショートケーキを合体させるとホールケーキになる仕様。
ケーキが乗っているプレートは100円ショップで購入。
ポポちゃんのベッドと布団
ポポちゃんのベッド【当時の日記】
ポポちゃんのベッドは100円ショップで売っている小物入れ引き出し2つとダンボールを土台にして作っています。
ポポちゃんの布団【当時の日記】
大したことのない日記でも続けていると良い事あるな…と改めて感じた次第。