パソコンが壊れた事がキッカケでデータ管理の見直しを考えている。
パソコンのデータってひょんな事で簡単に壊れるし引き出せなくなってしまう。だからこそ日々のバックアップが必要なのだけど、一般家庭で完璧なバックアップなんて取っていられないと思う。
一般家庭でなくてビジネスの場でさえ「完璧に」と言うのはかなり難しい。
私がオフィスで働いていたのは10年前のことなので、今では随分と様子が違っているだろうけれど、当時は大量のデータを扱っていて、それこそ慎重にバックアップを取っていたけれど、それでも事故は起こったし、何度も泣いた。
今、私が考えているはクラウドサービスの活用。とりあえずパソコン内職のデータだけ、グーグルのクラウドサービスを使ってみたのだけど…すごく便利でいいじゃないか!
設定しておけばサクサク同期してくれる。ローカルにバックアップを取っておいた上で、クラウドにもデータがあれぱ最強と言っても過言ではない。
しかし問題なのは「クラウドサービスをどこまで信用しても良いのか?」ってこと。
言っちゃあなんだが私のパソコン内職のデータなんて大切と言えば大切だけど、個人情報的な観点からすると、どうでも良いようなデータばかり。
なのでクラウドサービスに託すのに躊躇いはなかったけれど、個人情報満載のデータをクラウドサービスで管理するってどうなのだろう? 「まぁ、そこは自己責任で」って事になっちゃうのだと思うのだけど、悩ましいところだ。
……と思う反面、使ってみるとその便利さには驚くばかり。
今はグーグルの無料枠での利用だけど「いっそ、お金払って写真データとかも預けちゃったらいいんじゃないの?」とさえ思ってしまう。
アマゾンさんなら、プライム会員に登録しておけば容量無制限でクラウドサービスが使えるとのこと。正直これは魅力的過ぎる。
実のところ私も理解はしているのだ。データ、データと騒いだところで、そのデータにそこまでして死守せねばならない価値があるのかと聞かれたら即答出来ないって事くらい。
「娘の写真のデータが」と言ったところで、めぼしい写真はプリントアウトしてアルバムに貼っているのだし「パソコン内職のデータが」と言ったところで、これも全部無いと困る…ってほどじゃない。要するに自己満足の世界。
結局どこかで踏ん切りをつけるしかないのだけれど、今はまだ結論が出せていない状態。
まぁ、それはそれとしてせっかくの機会なので、どんな形になるにして、何かあった時に慌てずに住むような体制を作っておきたいな…と思う。