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カステラの思い出。

義母のお見舞いに行ってカステラを戴いたのだけど、最近のカステラが個包装になっている事を知り、驚いてしまった。

こんなヤツ

私が子どもの頃、カステラと言えば問答無用で長いのを1本買って、少しずつ切って食べるのが当たり前だった。大人になってからハーフサイズのカステラを戴いた事がある。その時は「ハーフサイズなんて嬉しいなぁ」と言うのと「最初から切ってある!」って事に驚いた記憶があるのだけどハーフサイズどころか個包装化になっていたとは。

実は私。カステラには並々ならぬ思い入れ…と言うか、思い出がある。

独身時代、実家はやたら家族が入院する機会が多く、誰かが入院するとお見舞いを戴く訳だけど、当時は何かと言うとメロンかカステラが届けられた。とは言うものの、入院している本人はメロンもカステラも食べられないケースが少なくない。食べられる状態だったとしても、せいぜい1切れが良いところ。残りは家族が食べる事になるのだけれど、メロンもカステラもそんなに沢山食べられる物ではないのだ。

私はいつも「メロンもカステラもいらん! どうせなら現金にしてくれ!」と思いつつ、包装を破っていないカステラや、包丁を入れていないメロンをご近所に配りまくっていたものだ。しかし、ただでさえ家族が入院していて忙しい時に「ご近所にお菓子配る」と言うタスクが増える訳だから、正直言ってメロンもカステラもありがた迷惑でしかなかった。

食べ物の個包装ってエコの観点からは良くないとは思うけれど、お見舞いの定番(?)カステラの個包装は大歓迎だ。賞味期限も長めだし、慌てて食べる必要がないからありがたい。便利な世の中になったものだなぁ…としみじみ思いながら、戴いたカステラを食べた。

カステラの個包装って、もっと昔からあったのかも知れないけれど、カステラ自体を戴く事が無くなったので気付かなかったのかも。最近、戴き物のお菓子と言えば、フィナンシェやクッキーの詰め合わせが定番化していて、カステラを選ぶ人は少なくなっている気がする。私が最後にカステラを食べたのは、数年前にご近所さんが長崎旅行のお土産と言うことで、昔ながらのザラメのついたカステラを1本戴いた時だったと思う。

カステラって滅多に口にする事はないけれど久しぶりに食べてみると、素直に美味しいと思った。カステラは紅茶にも日本茶にも牛乳にも合う。優等生的なお菓子なんだなぁ。カステラの個包装化は私の中のカステラ感が変わる出来事だった。

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