先の日記で『SMAPの思い出。』 について語った私は当然ながら、あの会見もリアルタイムで視聴した。
最近、テレビ番組を観るのは録画ばかり。リアルタイムで観るのはニュースくらいじゃないかと思う。しかし流石にあの記者会見は気になってしまって、久しぶりにスマスマにチャンネルを合わせた。
もう、巷では散々話題になっているけれど、実に不愉快な謝罪会見だった。結局、肝心なところは分からないまま。事務所から言わされている感アリアリの公開処刑に過ぎなかった。
芸能人のデビュー秘話……みたいなコーナーがあると「芸能界だけは許さないと反対された」とか「芸能界に入るなら親子の縁を切ると言われた」なんてエピソードが出てくる事があるけれど、今までは「まぁ、分からなくてもないけどね」程度にしか思っていなかった。
だけど、あの会見を観た今は「そりゃ、そうだよね。可愛い我が子があんなヤクザな業界に入るとか言ったら、私もとりあえず反対するわ」と思ってしまう。
芸能界って変なところだ。麻薬で捕まっても、淫行で捕まっても、さして悪びれもせず「さーせん(すいません)」程度で話が進んで、ホトボリが冷めたら知れって再び活躍する……なんて事は当たり前にある。
それなのに、法的には何一つ悪いことをしていない人間が葬式スタイルで謝罪会見をさせられるなんて。
しかも「謝罪会見」と言っても「応援してくれるファンの皆様に」ではなくて「事務所にの人に」ってあたりが、どうにもこうにも。公共の電波使って、そりゃないだろう……って話だ。
あの会見を見て納得した人なんて誰1人いないと思うのだけど、何のための会見だったんだろう。
ここ数年は「ネットに押されてテレビを観る人が減っている」と言われているけれど、こんな事ばかりしていたら、テレビは視聴者から見放されてしまうだろう。
メリーさんや、ジャニーズ事務所が酷い……と言うのはその通りだけど、それを平然と放送してしまうテレビ局の姿勢もどうなのかな……と。
嫌な気持ちしか残らない最悪な会見だった。
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