昨日は今宮戎神社へお参りに行ってきた。
今宮戎神社は商売の神様。亡くなった父は商売人だったので子どもの頃は毎年お参りに行っていたけれど、父が亡くなってからはすっかりその習慣が廃れていた。
2年前、夫が転職活動をしている時に「商売してる訳じゃないけどお参りに行ってみようか」とお参りして以来、なんとなく習慣化している。
ご利益があるかどうか……と言われると実のところよく分からない。
たまたまかも知れないけれど、夫は転職が難しいと言われる40代で年収アップの転職が出来たし、私は昨年「在宅ワークが上手くいきますように」とお願いして順調に収入を伸ばしている。私は今年も在宅ワークが順調に伸びるようお願いしてきた。
今宮戎神社へは午前中の早い時間に行ったのだけど、それでもけっこうな人出だった。
賽銭箱の前に辿り着くまで押し合いへし合い。今年は寒くない冬とは言うものの、人混みの中にいると寒いどころか汗ばむくらいの暖かさだった。お参りをして、裏にまわってドラを鳴らして神社を後にした。
「えべっさん」のお参りって、勢いがあって楽しくって、大好きだ。人混みも行列も大嫌いなのに「商売繁盛で笹持って来い」と言うBGMが流れる賑やかな境内にいると、なんだか元気を貰える気がする。賑やかな事が大好きな大阪らしい行事だと思う。
今宮戎神社から難波までの道のりは出店がズラリと並んでいるので、出店を眺めながら難波まで歩いた。
毎年、今宮戎神社の出店は壮観で「今どきの出店」が揃っている。フランクフルト、たこ焼き、唐揚げと言った定番物から、飴細工や七味といった昔風の屋台もあれば、ケバブや点心、韓国料理まで何でも揃っていて眺めているだけでワクワクする。
娘は昨年、夫が出店のくじ引きで一等の『妖怪ウォッチ』を当てたことがどうしても忘れられないらしく、くじ引きに挑戦。見事残念賞を引いてガッカリしていた。
夫も娘もやたらクジ運が良くて「引けば当たる。出せば当たる」と思っているフシがある。しかし本来はこんなもの。娘は良い勉強をしたと思う。なんばで昼食を取り、ぶらぶら歩きをして帰宅した。
来年もまた家族で今宮戎神社にお参り出来るように、今年1年、元気で無事に過ごしたいな……と思う。